波田駅
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テンプレート:駅情報 波田駅(はたえき)は、長野県松本市波田鍋割にあるアルピコ交通上高地線の駅である。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。直営駅である。列車交換は1日3回のみ行われている。駅舎とホームの間に構内踏切がある。梓川の下から2つ目の河岸段丘の崖上に位置しており、西側の駅である渕東駅に向かっては、この河岸段丘の崖を斜めに下っている。
1 | ■ | 新島々方面 |
2 | ■ | 新村・信濃荒井・松本方面 |
駅周辺
駅舎東側に「はたはたランド」というテナント店舗を併設している。県内で展開するアルピコグループのスーパーマーケットであるアップルランド波田店がかつて置かれていた建物を流用・増築していたが、2012年冬に解体され、跡地に新しい建物で同年4月15日に開店した。八十二銀行ATM、散髪店、コインランドリーがある。アップルランド波田店は、旧店舗の東側に大型建物を造って移転し、来店客のほとんどは電車ではなく、車で来店する。波田地区最大の小売店舗であり、駅寄り・駅の反対側の双方に広い駐車場を持つ。
河岸段丘の崖下には松本市役所波田支所があり、その北側には国道158号が、さらに北側には波田小学校や情報文化センター・波田体育館がある。新島々寄りの踏切は郡道坂と呼ばれる坂の中間にあるので、踏切の両側は坂になっている(これが原因で交通事故が発生したこともある)。タクシーが常駐している。周辺は波田地区の中心部である。
- 松本市役所 波田支所(旧・波田町役場)
- 松本市立病院
- 松本市立波田小学校
- 松本市立波田中学校
- JA松本ハイランド波田支所
- 情報文化センター
- 波田体育館
- 国道158号
- 松本警察署波田交番
- 現在では非常に少なくなった電鐘踏切が近くにある。
- Hata sta.jpg
2012年3月まで使われた駅舎を西方から撮影、2006年9月2日
歴史
- 1922年(大正11年)5月10日 - 筑摩鉄道(この年の10月31日に筑摩電気鉄道に社名変更)島々線の波多駅として開業。
- 1932年(昭和7年)12月2日 社名変更により松本電気鉄道島々線の駅となる。
- 1955年(昭和30年) 路線名変更により松本電気鉄道上高地線の駅となる。
- 1956年(昭和31年)5月1日 - 波田駅に改称(駅名の多の字を田に改名)。
- 1960年代までは、下り線線路の南側に数本の引込線があり、日本通運の営業所もおかれていた。
隣の駅
関連項目