渚駅 (長野県)
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渚駅(なぎさえき)は、長野県松本市渚三丁目にあるアルピコ交通上高地線の駅である。
駅構造
- 単式ホーム1面1線を有する地上駅。
- 無人駅である。
- 梓川上流のダム建設時に、狭隘な松本駅の代わりに国鉄との貨車引渡し駅となっていて、D51が当駅まで貨物列車を牽引して松本電鉄の電気機関車への引き継ぎを行っていた。当駅にあった広い貨物ヤードは現在では住宅地化や市道として整備されほとんど残っていないが、信濃荒井方向へ奈良井川に突き当たるまで線路隣に存在する直線の道路がかつての貨物ヤード雄一の名残といえよう。
駅周辺
路線バス
当駅に路線バスは乗り入れていないが、駅から踏切を渡り南西の方向へみちなりに徒歩5~10分のところにある征矢野交差点があり、その交差点を左手(東方向)に行くと松本電鉄バス山形線と、上高地線が運行不能になった場合に走る代行バスの渚駅として扱われる両島口バス停がある。
この他にも、駅北方向に進み細い路地などを通りすぎると、国道19号の渚二丁目交差点を南西方向に入った場所に同電鉄の松本周遊バス西コース(周遊西線)の田川公民館バス停が設置されている。
過去には駅から東方向へ進むと松本周遊バス周遊西線の渚2丁目バス停があったが、経路変更により現在は無くなった。
歴史
- 1922年(大正11年)5月3日 - 西松本駅として開業[1]。
- 1927年(昭和2年)5月1日? - 渚駅に改称[1]。
- 1963年(昭和38年)1月 - 渚停車場を渚停留所に変更[2]。
- 2012年(平成24年)9月7日 - 駅名板を同社女性社員が描いた上高地線イメージキャラクター「渕東なぎさ」をデザインしたものに変更[3]。
隣の駅
脚注
関連項目
テンプレート:Navbox- ↑ 1.0 1.1 今尾恵介監修『日本鉄道旅行地図 6号 北信越』新潮社、2008年、p.39
- ↑ 松本電気鉄道株式会社社史編集委員会『曙光-80年の歩み』松本電気鉄道株式会社、2000年3月、184ページ
- ↑ 上高地線 渚(なぎさ)駅の駅名板が変わります