キャンプ・デービッド
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テンプレート:Infobox Military Structure キャンプ・デービッド(テンプレート:Lang-en)は、アメリカ合衆国大統領の別荘である。正式な名称は海軍サーモント支援施設(英語: Naval Support Facility Thurmont)である。2012年5月18・19日の第38回主要国サミットの会場になった。
概要
第二次世界大戦中ルーズベルト大統領が大統領専用の公設の別荘兼避難所として選定し、その後順次整備されてきた。当初は、シャングリ・ラ(Shangri-La=理想郷)という名称であったが、その後アイゼンハワー大統領が自分の孫の名(デービッド)にちなんで「キャンプ・デービッド」と変更した。
歴史
歴代大統領の多くは、ここを外国の要人をもてなす為に使ってきた。その最初は、1943年5月に滞在したイギリスのチャーチル首相である。
地理
場所は、首都ワシントンD.C.から約60マイル(97Km)。標高約250から400メートルでメリーランド州のサーモント、キャトクティン山岳公園 (Catoctin Mountain Park) の中にある。面積は約125エーカー(約50万5千平方メートル)で公園内の最も高い山で標高600メートル弱である。
ギャラリー
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キャンプ・デービッド屋内での遠隔会議
- Junichiro Koizumi and George W. Bush on South Lawn of White House.jpg
キャンプ・デービッドで会見する小泉純一郎元総理とジョージ・W・ブッシュ前大統領(2001年6月29日)