パッツィ家
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パッツィ家(Pazzi)は中世イタリアのフィレンツェで金融業を行っていた、古くから続いた家系。新興のメディチ家と対立し、パッツィ家の陰謀を起こした。
歴代当主
パッツィ家の陰謀
詳しくはパッツィ家の陰謀を参照。
教皇シクストゥス4世は、メディチ家の特権を取り消し、パッツィ家に教皇庁の金融を任せたことから、両家の対立が激しくなった。
1478年、ロレンツォ・デ・メディチを暗殺しようとするが、失敗(弟は殺害される)。
実行犯はただちに捕らえられ処刑。関係者への弾圧は容赦なく、ロレンツォの姉(ビアンカ)の夫であるグリエルモ・デ・パッツィを例外として、パッツィ家関係者は投獄され、処刑・追放された。
文化財
- パッツィ家礼拝堂 - フィレンツェのサンタ・クローチェ聖堂にある。フィリッポ・ブルネレスキによる初期ルネサンス建築の傑作(1430-61年)。
その他
- パッツィ刑事 - トマス・ハリスの小説『ハンニバル』の登場人物。同家の末裔という設定で、レクター博士と対決する。テンプレート:Italia-storia-stub