青森市森林博物館
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青森市森林博物館(あおもりししんりんはくぶつかん)とは、青森県青森市柳川2丁目にある、森林に関する総合博物館。建物は旧林野庁青森営林局(現・青森市役所柳川庁舎)庁舎(ルネッサンス様式の木造洋風建築。明治41年築)。館内は、博物館向きに改装されているが、特別に復元されている営林局長室は、かつて映画「八甲田山」のロケが行われた場所でもある。展示は、一階が木と森について、森林の生態、森林と人間のかかわりなどをテーマにした展示室、二階は、山スキー、青森ヒバについての展示室がある。また、敷地内に、木材加工の体験コーナーと森林鉄道保存館がある。
特徴のある展示
スキーの歴史
森林鉄道の車両
同館前庭には、森林鉄道の車両を納めた建物がある。車両は3両で、先頭は大畑森林鉄道で使われたディーゼル機関車、次位が運材貨車、最後尾は客車である。なお、同館後方を流れる沖館川の対岸には、津軽森林鉄道の起点、青森貯木場があった。
利用案内
- 開館時間:9:00~16:30
- 休館日:毎週月曜日(国民の休日にあたるときはその翌日)、年末年始(12月28日~1月4日)
- 入館料:一般240円、高・大学生:120円、小・中学生:無料
- 団体割引(全体で20名様以上):一般120円、高・大学生60円
- 青森市在住の70歳以上:無料