重力子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Redirect 重力子(じゅうりょくし、テンプレート:Lang-en-short、グラビトン)は、素粒子物理学における四つの力のうちの重力相互作用を伝達する役目を担わせるために導入される仮説上の素粒子。2013年までのところ未発見である。 アルベルト・アインシュタインの一般相対性理論より導かれる重力波を媒介する粒子として提唱されたものである。スピン2、質量0、電荷0、寿命無限大のボース粒子であると予想され、力を媒介するゲージ粒子である。
グラヴィティーノ
超対称性がある場合、重力子に対応する超対称性パートナーとしての超対称性粒子は、スピン3/2のフェルミ粒子であるグラヴィティーノ(テンプレート:Lang-en-short、重力微子)であるが、こちらも2013年までのところ未発見である。