詫間電波工業高等専門学校
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テンプレート:高等専門学校 詫間電波工業高等専門学校(たくまでんぱこうぎょうこうとうせんもんがっこう, 英称:Takuma National College of Technology)は、香川県三豊市詫間町に平成21年9月末まで存在した日本の高等専門学校。平成21年10月高松工業高等専門学校と統合し香川高等専門学校となる。略称は「詫間電波」で、地元での通称は「電波高」または単に「電波」。
概要
1学年160名、5学年で約800名の学生が在籍している。卒業後、大学に編入する学生の割合が高い。
旧国立電波高等学校を母体に創設された電波高専は、本校を含め、全国に3校(宮城県仙台市及び熊本県合志市)存在する。電子・情報系の専門技術者を育成する高等専門学校という位置付けになっている。
組織
沿革
- 1943年(昭和18年)10月 - 逓信省所管官立無線電信講習所 大阪支所として大阪府中河内郡矢田村に開設。
- 1948年(昭和23年)8月 - 文部省に移管。
- 1949年(昭和24年)4月 - 香川県三豊郡詫間町(詫間海軍航空隊跡地)に移転。
- 1949年(昭和24年)5月 - 詫間電波高等学校に改称。
- 1971年(昭和46年)4月 - 詫間電波工業高等専門学校(電波通信学科三学級、定員120名)で設置。
- 1974年(昭和49年)6月 - 詫間電波高等学校廃止。
- 2004年(平成16年)4月 - 独立行政法人国立高等専門学校機構詫間電波工業高等専門学校となる。
- 2004年(平成16年)4月 - 専攻科設置。
- 2009年 (平成21年) 10月1日 - 高専の高度化再編のため、高松工業高等専門学校と統合し、香川高等専門学校詫間キャンパス、となる。
設置学科
学科
- 情報通信工学科
- 電子工学科
- 電子制御工学科
- 情報工学科
専攻科
- 電子通信システム工学専攻
- 情報制御システム工学専攻
交通アクセス
- JR四国予讃線 詫間駅から西へ約5km
- 詫間駅から三豊市コミュニティバス(詫間線・詫間三野線)乗車、電波高専前下車 - 1時間に1本程度
- 香川県道232号紫雲出山線沿い
学生生活
全国高専ロボットコンテスト(ロボコン)の出場常連校である。特に、高専ロボコン2006 ふるさと自慢特急便では「ARK/あーく」で大会史上初めてトーナメントの優勝と優れたロボット技術に対して贈呈される名誉賞「ロボコン大賞」の二冠を達成した。
第19回全国高専プログラミングコンテストにおいて、自由部門で「写動-シャドウ-」というテーマで詫間高専初の、文部科学大臣賞・最優秀賞・情報処理学会若手奨励賞というW受賞をした。また、課題部門では「さんぽでまんぽ-88っとうぉーく-」で特別賞を受賞した。2008年現在、7年連続受賞している。
学園祭
「電波祭」と呼ばれ毎年秋に行われる。
寮
- 男子寮:七宝寮
- 女子寮:紫雲寮
同窓会
「七宝会」と呼ばれる。