グレート・バリア・リーフ海洋公園
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グレート・バリア・リーフ海洋公園(Great Barrier Reef Marine Park)はグレート・バリア・リーフ海洋公園法(Great Barrier Reef Marine Park Act)によってグレート・バリア・リーフの一部を海洋公園として保護した地域のことである。ユネスコの世界遺産(自然遺産)として保護されたグレード・バリア・リーフは約34,870,000haの海域を有しているがこの海洋公園ではクイーンズランド州の島嶼部が保護されていないため、約33,126,500haの海域を保護し、グレート・バリア・リーフ全域を保護していない。この海洋公園内では、釣り行為や自然の造形、魚、珊瑚、貝などを持ち去る行為を厳しく制限し、商業船の航行も周辺の生態を傷つけないように決められたルートを通らなければならないという厳しい規則を設けている。
この公園の管理はグレート・バリア・リーフ海洋公園局(Great Barrier Reef Marine Park Authority, GBRMPA)が行い、GBRMPAは公園内の制限された区域の利用に関する利用許可証の発行から、公園内の港の管理まで、多種多様な業務を行い、公園を管理している。GBRMPAの財源の一部は公園利用者の入場税一日あたり4.50オーストラリア・ドル(最高13.50ドル)で成り立っている。
生物
- カスリハタ
- ハナミノカサゴ