「マルチキャスト」の版間の差分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(相違点なし)
|
2014年7月16日 (水) 13:00時点における最新版
マルチキャスト (multicast) とは、コンピュータネットワークにおいて、決められた複数のネットワーク端末(ノード)に対して、同時にパケット(データ)を送信する事。一対多で通信を行う場合、配信事業者にとってユニキャストを使用するよりもネットワーク負荷を軽減することが出来る為、情報配信などで使用される。インターネット・プロトコル・スイートでは、主にTCPを用いるユニキャストと異なり、マルチキャストはUDPを使用するため、信頼性が求められる情報通信には向かない。また、マルチキャストを行い、対応するサーバのみが返事をすることによりサービス可能な資源(オブジェクト)の位置を特定出来る。 また、IPマルチキャストとは、受信者が複数いる場合の"1対多"のデータ通信の際に、経路の共通部分では1つのパケットのみを転送し、経路が分かれるときにそのパケットをコピーすることで効率的に通信できる経路制御方式のことを言う。
- グループに対しての一斉送信
- 冗長リンクを持ちグループで応答する
- 1台故障してもシステムは生きている ⇒故障透過性・フォールトトレラント性
- 複数の分散データベースの同時更新が可能
- サーバが複数の隣接サーバと記事を交換し、分散データベース同時更新をする。
- 但し、履歴を保存し、新しい記事があれば捨てる ⇒複製透過性
詳細はIPマルチキャストを参照。