「弦楽四重奏」の版間の差分
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テンプレート:Portal クラシック音楽 弦楽四重奏とは、ヴァイオリン属4本の楽器からなる合奏形態を指す。主に2本のヴァイオリン、1本ずつのヴィオラ、チェロによって構成される。
室内楽形態の中で、ピアノ三重奏は三者の競い合う性格が強いのに対し、弦楽四重奏は四者が協調して一つの響きを作る性格が強い。
沿革
ハイドンは68曲もの弦楽四重奏曲を残し、彼は生前から「弦楽四重奏の父」と見なされていた。ハイドンに刺激を受けたモーツァルトも引き続き多くの作品を残している。特に代表作「ハイドン・セット」(第14番-19番)は全6曲に2年あまりを費やした力作であった。その後、ベートーヴェンの中期の傑作群(ラズモフスキー弦楽四重奏曲)により、交響曲と並ぶ作曲家の重要ジャンルとして確立されることになる。以後、シューベルトが15の曲を残したのをはじめ、多くの作曲家がこのジャンルに曲を残し、現代に至るまで多くの曲が作られ、愛されている。
著名な弦楽四重奏団
主要な弦楽四重奏団
- アマデウス弦楽四重奏団 1948年-1987年
- アルデッティ弦楽四重奏団 1974年-
- アルバン・ベルク弦楽四重奏団 1970年-2008年
- イザイ弦楽四重奏団
- イタリア弦楽四重奏団 1945年-1980年
- 巌本真理弦楽四重奏団 1966年-1978年
- ヴィア・ノヴァ四重奏団 1968年-
- ウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団
- ヴェーグ四重奏団 (Végh Quartet) 1940年-1980年
- ヴェラー弦楽四重奏団 1959年-1969年
- ヴラフ四重奏団
- エベーヌ四重奏団 1999年-
- エマーソン弦楽四重奏団 1976年-
- エルデーディ弦楽四重奏団
- カペー四重奏団
- カルヴェ弦楽四重奏団
- カルミナ四重奏団
- クァルテット・エクセルシオ 1994年-
- グァルネリ弦楽四重奏団 1964年-2009年
- クリーヴランド弦楽四重奏団 1969年-1995年
- クロノス・カルテット 1973年-
- ゲヴァントハウス弦楽四重奏団 1809年-
- ケラー四重奏団 1987年-
- コーリッシュ四重奏団
- コダーイ弦楽四重奏団 (Kodály Quartet) 1968年-
- コチアン四重奏団
- 古典四重奏団
- ザグレブ四重奏団 (en:Zagreb Quartet) 1919年-
- シネ・ノミネ四重奏団
- 上海クァルテット (Shanghai String Quartet) 1983年-
- ジュリアード弦楽四重奏団 1946年-
- スメタナ弦楽四重奏団
- ターリッヒ弦楽四重奏団
- タカーチ弦楽四重奏団 1975年-
- 東京クヮルテット 1969年-2013年
- ハーゲン弦楽四重奏団 1981年-
- パシフィカ弦楽四重奏団 (Pacifica Quartet) 1994年-
- パノハ弦楽四重奏団
- バリリ弦楽四重奏団
- バルトーク弦楽四重奏団
- ハレー・ストリング・カルテット 1985年-
- ファイン・アーツ四重奏団(Fine Arts Quartet)1946年-
- フェルメール弦楽四重奏団
- ブダペスト弦楽四重奏団 1917年-1967年
- ブッシュ四重奏団
- フラックス弦楽四重奏団
- プラハ弦楽四重奏団 1956年-
- ブロドスキー弦楽四重奏団 (Brodsky Quartet) 1972年-
- ボヘミア四重奏団
- ボロディン弦楽四重奏団 1945年-
- マッジーニ四重奏団 1988年-
- メロス弦楽四重奏団 1965年-2005年
- モザイク四重奏団
- ヤナーチェク四重奏団
- ライプツィヒ弦楽四重奏団
- ラサール弦楽四重奏団 1946年-1987年
- リンゼイ弦楽四重奏団
- レナー四重奏団
- ロザムンデ四重奏団
- ロゼー四重奏団
- WAO弦楽四重奏団
古楽系
主として古楽器を用いて演奏する団体。
- エステルハージ四重奏団
- オーセンティック四重奏団
- クイケン四重奏団
- ザロモン弦楽四重奏団 (Salomon Quartet)1982年-
- フェステティーチ四重奏団
- モザイク四重奏団 1985年-
関連項目
外部リンク
- Francis Vuibert (2009), Répertoire universel du quatuor à cordes, ProQuartet-CEMC, ISBN 978-2-9531544-0-5テンプレート:Link GA