愛媛県総合運動公園陸上競技場のソースを表示

<!--注意　この項目名は「愛媛県総合運動公園陸上競技場」です。命名権取得後の「ニンジニアスタジアム」に編集・移動しないで下さい。-->
{{参照方法|date=2010年5月}}
{{Pathnav|愛媛県総合運動公園|frame=1}}
{{スタジアム情報ボックス
| スタジアム名称      = {{PAGENAME}}
| 愛称                = ニンジニアスタジアム
| 画像                = [[Image:EhimePreParkStadium130811-1.JPG|300px|ニンジニアスタジアム（2013年8月）]]
| 所在地              = 愛媛県松山市上野町乙46番地
| 緯度度 = 33 | 緯度分 = 46 | 緯度秒 = 5.44 | N(北緯)及びS(南緯) = N 
| 経度度 = 132 |経度分 = 47 | 経度秒 = 51.34 | E(東経)及びW(西経) = E
| 位置                = 
| 起工                = 
| 開場                = 1979年10月
| 修繕                = 
| 拡張                = 
| 閉場                = 
| 取り壊し            = 
| 所有者              = 愛媛県
| 運用者              = 公益財団法人愛媛県スポーツ振興事業団
| グラウンド          = 天然芝
| ピッチサイズ        = 106m×69.5m
| 照明                = 4基（1994年設置）
| 大型映像装置        = あり（2013年設置）
| 建設費              = 
| 設計者              = 
| 建設者              = 
| 使用チーム、大会    = [[愛媛FC]]（Jリーグ）<br>[[愛媛FCレディース]]（[[日本女子サッカーリーグ]]）<br>[[愛媛マラソン]]
| 収容能力            = 21,585人
| アクセス            = [[#アクセス]]を参照。
}}
'''愛媛県総合運動公園陸上競技場'''（えひめけんそうごううんどうこうえん りくじょうきょうぎじょう）は、[[愛媛県]][[松山市]]の[[愛媛県総合運動公園]]にある[[陸上競技場]]である。愛媛県が所有し、公益財団法人愛媛県スポーツ振興事業団が[[指定管理者]]として運営管理を行っている。

なお、愛媛県[[伊予市]]に本社を置く[[ニンジニアネットワーク]]が[[命名権]]を取得しており、[[2008年]]3月から「'''ニンジニアスタジアム'''」（略称「ニンスタ」）の呼称を用いている（[[#施設命名権|後述]]）。

[[日本プロサッカーリーグ]]（Jリーグ）に加盟する[[愛媛FC]]のホームスタジアムとして知られる他、[[愛媛マラソン]]などの陸上競技大会も開催される。また、[[第72回国民体育大会]]（2017年）の会場となる予定である。

==施設==
=== 沿革 ===
{{PAGENAME}}は[[1980年]]に開かれた[[全国高等学校総合体育大会]]（インターハイ）のメイン会場として整備された。[[愛媛マラソン]]など、主として陸上競技の大会に用いられてきたが、目立った整備は行なわれず、1993年までナイター照明設備を有しなかった。

[[1993年のJリーグ]]公式戦・サントリーシリーズの[[サンフレッチェ広島]]×[[鹿島アントラーズ]]の試合では特別に[[移動照明車]]6基を投入してナイターとして開催された。

[[1994年]]から正式なナイター照明塔4基を設置した。

1995年10月28日、『デサントアディダスマッチ』として、[[サッカー日本代表]]×[[サッカーサウジアラビア代表]]の[[国際Aマッチ]]が開催。

[[2004年]]、[[愛媛FC]]（当時[[日本フットボールリーグ]]（JFL）所属）が、[[Jリーグ ディビジョン2]]昇格にはホームゲームスタジアムの規格を満たす必要があると指摘され、愛媛県はスタジアム改修のための予算を付け、[[2005年]]にはバックスタンドとコーナースタンドの一部芝生席の座席化を行った。

[[2005年]]、中四国地方で初めて[[ジャパンラグビートップリーグ]]の公式戦が行われた。

[[2007年]]からはライブイベントの[[a-nation]]も行われている。

[[2011年]]、入口にニンジニアスタジアムと書かれた大きなゲートが設置された。

[[2011年]][[6月18日]]、サッカー国際親善試合・[[サッカー日本女子代表|日本女子代表]]×[[サッカー大韓民国女子代表|韓国女子代表]]が開催（観客数は4,202名）。

[[2013年]][[2月]]、コーナースタンド芝生席の椅子席化が行われ、同時に[[電光掲示板|大型映像装置]]が設置された<ref>{{Cite pressrelease|url=http://www.pref.ehime.jp/chu52145/tokutei/koujiundou/koujiundou.html|title=愛媛県総合運動公園の改修工事について（大型映像装置を設置しました。）|publisher=愛媛県|date=2013-2-14|accessdate=2013-8-14}}</ref>。

[[2014年]][[3月]]、グラウンドの天然芝の張り替えと，バックスタンドの椅子席化が完了した。

===設備改修の経過===
課題としてスタジアムの全面改修工事が上げられる。愛媛県で[[2017年]]開催予定の[[第72回国民体育大会]]のメイン会場として使用することを目的とした改修工事（座席=個別席とベンチ込みで3万人程度収容という最終形のみ明かしていた）の実施を目指していた。

2005年、愛媛FCのJリーグ参入のためには早急な改修が必要とする[[鈴木昌 (経営者)|鈴木昌]]チェアマンの勧告から、電光掲示板（移動式の簡易型。但し選手紹介などで簡単な動画を掲載することがあるため、[[オーロラビジョン|リボンビジョン]]とほぼ同じ形式である）とメインスタンドの個別席化に関しては2005年9月の補正予算案で整備費用を計上した。

今後、全面完成を目指し、芝生席の座席への変更<ref>現在バックスタンドとゴール裏スタンドは上段が芝生席、下段が座席となっていてJ2開催基準（座席1万人以上）は満たすが、J1基準（同15000人以上）には満たしていない。</ref>や、来賓席（VIP室）や[[便所|トイレ]]の改修などを行う計画を予定している。座席に関しては2012年4月～12月にコーナー部のスタンドの全面座席化を完了させており、続いて2012年12月からはバックスタンドの全面座席化工事行い、2013年度中に工事が完了して、愛媛FCのJ1ライセンスが2014年より交付された。

===課題===
{{独自研究|section=1|date=2010年4月10日 (土) 13:13 (UTC)}}
<!-- {{未検証|section=1|date=2010年4月10日 (土) 13:13 (UTC)}} -->
2010年現在、上記計画が進行しているが、{{要出典範囲|元々が年に数回のアマチュア大会用の施設であり、商業・興行目的での施設としての開設ではないために県内外の愛媛FCサポーターからの評判は悪く|date=2013年8月}}、新スタジアムの建設を望む声がある。<ref>[http://www.pref.ehime.jp/comment/22-2-12gyouseisys/kanngae_text.html 愛媛県パブリックコメント]</ref><ref>[http://www.pref.ehime.jp/020kikakujoho/020kenseikoho/00006266050329/teigen2108.htm#t02 知事に寄せられた提言（2009年8月分）]</ref>

また、県外からの来場者にとっては公共交通機関の不足という{{要出典範囲|致命的な欠点を持つスタジアム|date=2013年8月}}であり、[[第85回天皇杯全日本サッカー選手権大会|2005年天皇杯]]の5回戦（[[浦和レッドダイヤモンズ]]×[[FC東京]]）では公共交通機関の不足から臨時バスが終了しても移動できない観客が出たことがある。県内利用者が車でアクセスすることを前提としており、{{要出典範囲|県外、特に遠方からの来場者に対する配慮が少ないため、他チームのサポーターからの評判は悪い。|date=2013年8月}}<ref>http://www.jsgoal.jp/rating/?no=0028{{要高次出典|date=2013年8月}}</ref>

立地・交通手段の不足の結果、{{要出典範囲|天候・日程・対戦カードにすぐれる試合開催日には確実に渋滞が発生している|date=2013年8月}}。

渋滞の原因は、{{要出典範囲|近隣に商業施設がなく交通量の時間的分散がないため、試合終了後に一斉移動がはじまること、及び、松山市・伊予市・松前町といった人口密集地域から見ると一番端に存在しており、会場へのアクセス道路が実質的に１本しかない上にその交通量が分散する交差点まで2キロほどの区間があること|date=2013年8月}}、松山市方面からの経路(33号線)上に高速道路のインターチェンジがあるためもともと渋滞しやすい経路であること<ref>{{PDFlink|[http://www.skr.mlit.go.jp/matsuyam/pres/pres2009/pres/090715kousaten.pdf 記者発表資料]}} 国土交通省松山河川国道事務所</ref>、の3点が上げられる。<ref>a-nationでは大渋滞が予想されるため、として公共交通機関利用を呼びかけている。 http://a-nation.net/access/ehime.html</ref>。愛媛FCは交通渋滞の緩和のためバスでの来場を呼びかけ、車での来場の場合は3人以上の乗り合わせでの来場を呼びかけている。

{{要出典範囲|上記のような欠点を持つため、Jリーグによる48競技場のランク付けが予定されているが、改修後のスタジアムであっても交通・付帯施設・近隣施設・場内サービスの面から最下位ランクの評価になることが予想されている|date=2013年8月}}。特に、アクセス手段を車と市内中心部からのバス（所要時間：通常30分程度、試合時1時間程度）に限っていることから、県外来場者及び高齢の交通弱者への配慮不足は強く指摘される可能性が高い<ref>[http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20100413/news20100413895.html Ｊリーグがニンスタ改修計画の全面見直し要求] 愛媛新聞</ref>。

=== 概要 ===
*[[日本陸上競技連盟]]第1種公認 
*トラック：1周400m×8レーン
*収容人員：21,585人（メインスタンドが座席（7028人）、バック・コーナースタンドは芝生席（10980人）と座席（3577人）の混在）
*照明設備あり（鉄塔4基）
*電光掲示板あり（第3・4コーナー付近　映像装置　2013年設置）
*フィールド - 106m×69.5m
駐車場は、公園内の駐車場を利用するが、[[愛媛県立とべ動物園]]や他のスポーツ施設との共同になる。
{{要出典範囲|なお、メインスタンド中央からバックスタンドセンターポールの延長線上は石鎚山である。|date=2013年8月}}

{{wide image|EhimePreParkStadium130811-6.jpg|1000px|アウェイゴール裏スタンドから撮影した{{PAGENAME}}のパノラマ。<br>画像の向かって右側がメインスタンド、中央部分がホームゴール裏スタンド、手前側がアウェイゴール裏スタンドである。なお、左側はバックスタンドであるが改修工事中につき使用不可となっている（2013年8月時点）}}

== 施設命名権 ==
競技場を保有する愛媛県では財政難から、収入増を図るため、2006年頃から各地で導入され始めていた施設[[命名権]]の募集を検討、隣県の[[香川県営野球場]]（現：レクザムスタジアム）、[[徳島県鳴門総合運動公園陸上競技場]]（現：鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム）などの例も参考に、年額2千万円以上、3年間継続を希望条件として、2007年10月公募した。

2007年11月末までに、応募のあったのは愛媛県[[伊予市]]に本社を置く[[ニンジニアネットワーク]]の1社のみで、同年12月に同社が命名権を取得した。[[2008年]][[4月1日]]から3年間（年額2,128万円（税込で2,234万4千円））の契約で、「ニンジニアスタジアム」の呼称（略称は「ニンスタ」）を使用することとなった<ref>{{Cite press release |title=愛媛県総合運動公園陸上競技場命名権スポンサー企業及び名称の決定に関する記者発表の要旨|publisher=愛媛県|date=2007.12.27|url=http://www.pref.ehime.jp/h41300/1186908_2461.html|format= |language= |accessdate=2013.8.14|archiveurl=http://web.archive.org/web/20111105203923/http://www.pref.ehime.jp/h41300/1186908_2461.html|archivedate=2011.11.5|quote=}}</ref>。

なお、[[2011年]]2月の契約満了前の2011年1月15日に愛媛県とニンジニアネットワークは命名権の契約を更新した。契約は2011年3月1日から5年間であり、契約年額及び呼称・略称は前回契約時と同様である<ref>{{Cite pressrelease|url=http://www.pref.ehime.jp/h41300/1187047_2461.html|title=ニンジニアスタジアムのネーミングライツ契約の更新について|publisher=愛媛県|date=2011-2-8|accessdate=2013-8-14}}</ref>。

== アクセス ==
=== バス===
*[[伊予鉄道]][[松山市駅]]より[[伊予鉄道|伊予鉄バス]]（3番乗り場）「砥部線（えひめこどもの城行き）」で「ニンジニアスタジアム（陸上競技場）前」下車<ref name="access">{{cite web|url=http://www.epsc.jp/access/index.html|title=アクセス|work=愛媛県スポーツ振興事業団|accessdate=2013-8-14}}</ref><ref name="j-access"/>
*伊予鉄道松山市駅より伊予鉄バス（3番乗り場）「森松・砥部線（森松、大岩橋、断層口行き）」で「総合運動公園口」下車<ref name="access"/><ref name="j-access"/>
*JR[[松山駅 (愛媛県)|松山駅]]より[[ジェイアール四国バス]][[松山高知急行線]]で「総合運動公園口」下車<ref name="access"/>

===自動車===
*[[松山自動車道]][[松山インターチェンジ (愛媛県)|松山インターチェンジ]]より約10分<ref name="access"/><ref name="j-access">{{cite web|url=http://www.j-league.or.jp/stadium/ehime_01|title=スタジアム（ニンジニアスタジアム）|work=[[日本プロサッカーリーグ]]|accessdate=2013-8-14}}</ref>

===その他===
*愛媛FCはホームゲーム開催時に松山駅、松山市駅等から有料シャトルバスを運行している。
{{Main|[http://ehimefc.ecgo.jp/page0149.html 愛媛FC公式サイト]}}

== ギャラリー ==
<gallery>
Image:EhimePreParkStadium-maingate.JPG|ニンジニアスタジアム正面入口
Image:EhimePreParkStadium130811-3.JPG|ゴール裏席で応援する愛媛FCサポーター
Image:EhimePreParkStadium-gate.JPG|ニンジニアスタジアム前のゲート
Image:EhimePreParkStadium130811-7.JPG|2013年度より導入された大型映像装置
Image:EhimePreParkStadium130811-4.JPG|ナイトゲーム開催時
Image:Ehime st2.JPG|{{PAGENAME}}（2005年3月撮影）
Image:愛媛陸上競技場.JPG|{{PAGENAME}}（2005年3月撮影）
</gallery>

==脚注==
<references />

==外部リンク==
{{Commonscat|Ehime Prefectural Sports Park Athletic Stadium}}
* {{Official|www.epsc.jp}}
*[http://www.ehimefc.com/access/ninsuta.html 愛媛FCによるスタジアム案内]
*[http://www.top-league.jp/map/info.jsp?sid=162 トップリーグによるスタジアム案内]
*[http://www.ninjin.co.jp/ninsta/ ニンジニアネットワークによるスタジアム案内]

{{S-start}}
{{succession box|title=[[国民体育大会]]<br />主競技場|before=[[北上総合運動公園陸上競技場]]<br />（[[北上市]]）|after=未定<br />（[[福井県]]）|years=愛媛国体 (2017年)}}
{{End}}
{{Jリーグスタジアム}}

{{Athletics-stub}}
{{DEFAULTSORT:えひめけんそうこううんとうこうえん りくしようきようきしよう}}
[[Category:日本のサッカー競技施設]]
[[Category:Jリーグ公式戦開催競技場]]
[[Category:日本のラグビー競技施設]]
[[Category:四国地方の陸上競技場]]
[[Category:松山市のスポーツ施設]]
[[Category:愛媛FC]]