ロナウジーニョのソースを表示

{{存命人物の出典明記|date=2009年6月}}
{{サッカー選手
|名前 = ロナウジーニョ
|画像 = Ronaldinho 72.jpg
|画像の説明 = 2013年1月撮影
|本名 = ロナウド・デ・アシス・モレイラ<br />Ronaldo de Assís Moreira
|愛称 = Gaúcho（ガウーショ）、ロニー、ファンタジスタ
|カタカナ表記 = 
|アルファベット表記 = Ronaldinho
|原語名 = 
|原語表記 = 
|国 = {{BRA}}<br />{{ESP}}
|生年月日 = {{生年月日と年齢|1980|3|21}}
|出身地 = {{Flagicon|BRA}} [[ポルト・アレグレ]]
|没年月日 = 
|身長 = 182cm<ref name="profile">{{cite web|title=A.C. Milan FC profile|url=http://www.acmilan.com/LM_Actor.aspx?idSquadra=3&idStagione=15&idPersona=1315&name=Ronaldinho|publisher=A.C Milan|date=2008-07-16|accessdate=2008-07-16 |archiveurl=http://web.archive.org/web/20080719095331/http://www.acmilan.com/LM_Actor.aspx?idSquadra=3&idStagione=15&idPersona=1315&name=Ronaldinho<!-- Bot retrieved archive -->|archivedate=19 July 2008}}</ref>
|体重 = 80kg
|血液型 = 
|所属チーム名 =
|ポジション = [[フォワード (サッカー)|FW]] / [[ミッドフィールダー|MF]]
|背番号 = 
|利き足 = 右足
|クラブ1 = {{Flagicon|BRA}} [[グレミオ]]|クラブ2 = {{Flagicon|FRA}} [[パリ・サンジェルマンFC|パリ・サンジェルマン]]|クラブ3 = {{Flagicon|SPA}} [[FCバルセロナ|バルセロナ]]|クラブ4 = {{Flagicon|ITA}} [[ACミラン|ミラン]]|クラブ5 = {{Flagicon|BRA}} [[CRフラメンゴ|フラメンゴ]]|クラブ6 = {{Flagicon|BRA}} [[アトレチコ・ミネイロ]]
|年1 = 1998-2001|年2 = 2001-2003|年3 = 2003-2008|年4 = 2008-2011|年5 = 2011-2012|年6 = 2012-2014
|出場1 = 44|得点1 = 21|出場2 = 55|得点2 = 17|出場3 = 145|得点3 = 70|出場4 = 76|得点4 = 20|出場5 = 33|得点5 = 15|出場6 = 45|得点6 = 16
|クラブ成績更新日 = 
|代表1 = {{fbu|17|BRA|name=ブラジル U-17}}|代表2 = {{fbu|20|BRA|name=ブラジル U-20}}|代表3 = {{fbu|23|BRA|name=ブラジル U-23}}|代表4 = {{BRAf}}
|代表年1 = 1996|代表年2 = 1999|代表年3 = 2000-2008|代表年4 = 1999-2013
|代表出場1 = 6|代表得点1 = 2|代表出場2 = 5|代表得点2 = 3|代表出場3 = 10|代表得点3 = 3|代表出場4 = 97|代表得点4 = 33
|代表成績更新日 = 
|medaltemplates ={{MedalBronze|[[北京オリンピック|2008]]|男子競技サッカー}}
}}
'''ロナウジーニョ'''（Ronaldinho）こと、'''ロナウド・デ・アシス・モレイラ'''（Ronaldo de Assís Moreira, [[1980年]][[3月21日]] - ）は、[[ブラジル]]出身の[[サッカー|サッカー選手]]。[[サッカーブラジル代表|ブラジル代表]]である。ポジションは[[フォワード (サッカー)|フォワード]]（セカンドトップ、左ウイング）、[[ミッドフィールダー]]（トップ下）。愛称は'''ガウーショ'''<ref>{{cite web|url=http://www.talkfootball.co.uk/guides/football_legends_ronaldinho.html|title=Ronaldinho|accessdate=2008-06-22|publisher=Talk Football}}</ref>。'''ホナウジーニョ'''と表記される事もある。

== 人物 ==
=== 名前・愛称 ===
'''Ro'''naldinhoは、日本語では'''ロ'''ナウジーニョと主に表記・呼称される。出身地である[[ポルト・アレグレ]]などの南部では、R発音は昔のポルトガル語発音であるラ行も多いが、現在ブラジルでは[[リオデジャネイロ州|リオ]]などの北部を中心として広い範囲で[[ブラジルポルトガル語]]からR発音はハ行で読むのがほぼ一般的になりつつある。したがって日本でも'''ホ'''ナウジーニョというネイティブに近い表記・呼称もある。この為、表記や読みを完全に統一することは難しくなっている。

また、RonaldinhoとはRonaldoに[[縮小辞]]inhoがついた愛称形で「小さなロナウド」という[[ニックネーム]]である。[[セレソン]]選出当時に既に[[ロナウド]]（ロナウド・ルイス・ナザリオ・ジ・リマ）がおり、彼がロナウジーニョと呼ばれていた。後から入ったロナウド（ロナウド・デ・アシス・モレイラ）もロナウジーニョと呼ばれたが、ホナウド=ホナウジーニョと区別するために、ブラジル南部出身である事から彼は[[ガウーショ]]とも呼ばれることになる。ガウーショとは南米の[[カウボーイ]]を意味し、ブラジル国内では南部地域、とりわけ[[リオグランデ・ド・スル州]]と[[サンタカタリナ州]]出身の男性（気質）を強調する際に用いられる語である（戦争の時にガウチョが活躍したため）。

現在、ブラジルではロナウドはロナウジーニョもしくはFenômeno（フェノーメノ、天変地異、転じて「怪物」）、ロナウジーニョをGaúcho（ガウーショ、ロナウジーニョ・ガウーショ）と呼び区別している。

なお、このようにブラジル人を本名で呼ばず、愛称で呼ぶことが多いのは、母親と父親の名前の両方を受け継ぎ、名前が非常に長くなること、またロナウドのように同じ名前が非常に多いことによる。

=== 家族 ===
ロナウジーニョの[[代理人]]である、実兄の[[ロベルト・デ・アシス・モレイラ|ロベルト]]は、[[1999年]]に'''アシス'''という登録名で[[コンサドーレ札幌]]に在籍していた。幼いころに父親を亡くしたため、ロベルトが父親代わりになっていた。

元々は貧しい家庭環境だったが、兄のロベルトが[[グレミオ]]とプロ契約したことで、6歳の時にプール付きの豪邸に移り住んでいる。ロナウジーニョの回想のなかの「家の中で椅子や犬を相手にドリブルの練習をしていた」という話からも、広々とした家に住んでいたことが窺える。

== 経歴 ==
===幼年期===
ロナウジーニョは1980年3月21日、父ジョアン・アシスと母ミゲリーナ・モレイラの3番目の子としてブラジル、リオ・グランデ・ド・スル州の州都ポルト・アレグレで生まれた<ref>『ロナウジーニョ』pp.61-62</ref>。人口150万人のこの町は先住民とポルトガルからの入植者の他、スペイン、アフリカ、イタリア、ポーランド、ウクライナ、ロシア、ユダヤなど多数の移民が暮らしを営み、それぞれの文化が複雑に融合した独特の雰囲気を持った町で、住民はガウーショ（カウボーイ）と呼ばれていた<ref>『ロナウジーニョ』p.62</ref>。帝王切開でロナウジーニョを取り上げた担当医は彼の右足に違和感を覚え、整形外科医の診察を受けるよう両親に進言したという<ref>『ロナウジーニョ』p.63</ref>。家は貧しく、両親は共働きであったため、ロナウジーニョの面倒は主に祖母アルベルティーナと姉デイジが見ていた<ref>『ロナウジーニョ』p.67</ref>。10ヶ月を数える頃には歩き始め、父はロナウジーニョにサッカーボールとサッカーシューズを買い与えた<ref>『ロナウジーニョ』p.68</ref>。以降サッカーに夢中になったロナウジーニョは、家の中や中庭で兄ロベルトや4匹の飼い犬を相手にサッカーの技術を高めていった<ref>『ロナウジーニョ』p.69</ref>。

7歳になると州立アルベルト・トーレス小学校へ入学したが、翌年に兄ロベルトがグレミオとの間でプロ契約を締結し、グラブチームから新しい住居が提供されることとなったため、その引越しとともにグアルージャの州立ランゲンドンク初等教育学校へ転校している<ref>『ロナウジーニョ』p.70</ref>。ジョアンは早い段階でロナウジーニョの才能を見抜いていたとされており、ロベルトがグレミオと契約を交わした際に、指導者に「将来、超一流の選手になるはずの子が家にいます。ロナウドと言います」と伝えている<ref>『ロナウジーニョ』p.77</ref>。

=== クラブ ===
==== グレミオ ====
ロナウジーニョは[[グレミオ]]の下部組織でサッカーを始め、1998年の[[コパ・リベルタドーレス]]でトップチームデビューした<ref name="worldsoccerjan2005">Radnedge, Keir, "The priceless prince of Barcelona", ''World Soccer'', January 2005, pp. 8–9</ref>。2001年にはイングランドの[[アーセナルFC]]がロナウジーニョとの契約に興味を示したが、彼はEU圏外選手であり、イギリスの労働許可証の取得条件を満たさなかったため、この移籍話は破談となった<ref>{{cite news|url=http://www.thesun.co.uk/article/0,,2002390000-2005590125,00.html |title=Arsene KO'd in Dinho bid |publisher=The Sun |accessdate=2007-04-12 |location=London |first=Dave |last=Kidd}}</ref>。同年には[[スコティッシュ・プレミアリーグ]]の[[セント・ミレンFC]]にレンタル移籍することを検討したが、偽造パスポート事件に巻き込まれたために取りやめとなった<ref>{{cite web |title=Saints fail in Ronaldinho move |url=http://soccernet.espn.go.com/archive/scotland/news/2001/0330/20010330smfcsronaldinho.html |first=Stephen |last=McGowan |work=Scotland – News |publisher=ESPN.com Soccernet |date=2001-03-30 |accessdate=2008-06-06}}</ref>。

==== パリ・サンジェルマン ====
; 2001-02シーズン
2001年、フランス・[[リーグ・アン]]の[[パリ・サンジェルマンFC]]と5年契約を結んだ<ref name="PSG sign Ronaldinho">{{cite web|url=http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/europe/1123095.stm |title=PSG sign Ronaldinho |publisher=BBC Sport  |date=2001-01-17 |accessdate=2010-02-16}}</ref>。移籍金は500万ユーロ。パリ到着後、背番号21を与えられ、ブラジル代表の[[アロイジオ・ジョゼ・ダ・シウヴァ|アロイジオ]]([[:en:Aloísio José da Silva|Aloísio José da Silva]])、[[ミケル・アルテタ]]、[[オーガスティン・オコチャ|ジェイジェイ・オコチャ]]などが在籍する攻撃陣の一員に加わった。2001年8月4日の[[AJオセール]]戦(1-1)で途中出場してリーグ戦デビューし<ref>{{cite news |title=AJ Auxerre – Paris Saint-Germain |url=http://www.ligue1.com/ligue1/feuille_match/46738 |publisher=Ligue de Football Professionnel |date=2001-08-04 |accessdate=2011-02-16}}</ref>、2001-02シーズン前半戦は先発出場と途中出場を交互に繰り返した。10月13日の[[オリンピック・リヨン]]戦(2-2)では途中出場し、79分に移籍後初得点となる同点弾をペナルティキックで決めた<ref>{{cite news |title=Paris Saint-Germain – Olympique Lyonnais |url=http://www.ligue1.com/ligue1/feuille_match/46633 |publisher=Ligue de Football Professionnel |date=2001-10-14 |accessdate=2011-02-16}}</ref>。ウィンターブレーク後の[[ASモナコ]]戦(1-2)、[[スタッド・レンヌFC]]戦(2-1)、[[RCランス]]戦(1-1)、[[FCロリアン]]戦(5-0)では4試合連続得点を記録し、2002年3月16日の[[トロワAC]]戦(3-1)では残留争いに苦しむ相手から1試合2得点を記録した。4月27日の[[FCメス]]戦(2-0)でシーズン最後のゴールを挙げ、移籍初年度のリーグ戦は9得点でシーズンを終えた。同シーズンは[[クープ・ドゥ・ラ・リーグ]]でもチームに大きな影響を与え、ラウンド16の[[EAギャンガン]]戦ではハーフタイムに途中出場して後半だけで2得点を挙げた。チームは準決勝に進出し、準決勝で[[FCジロンダン・ボルドー]]に敗れた。プレーでは移籍初年度から健闘したが、「サッカーよりもパリでの夜遊びで注目を集め、ブラジルでの休暇から予定通りに帰国しない」と主張する[[ルイス・フェルナンデス (サッカー選手)|ルイス・フェルナンデス]]監督との確執によって台無しとなった<ref name="worldsoccerjan2005" />。

; 2002-03シーズン
2002年夏には背番号を10に変更し、2002-03シーズンに臨んだ。2年目のシーズンは1年目と比較して失望の残るシーズンであったが、それでも見事な成績を残した。2002年10月26日、[[オリンピック・マルセイユ]]との[[ル・クラスィク]](3-1)で2得点を挙げた。最初の得点は直接フリーキックによるもので、カーブしたボールは壁の横を通り抜けて[[ベドラン・リュンジュ]]([[:en:Vedran Runje|Vedran Runje]])が守るゴールに吸い込まれた。[[スタッド・ヴェロドローム]]で行われたアウェー戦でも得点し、3-0で快勝した。クープ・ドゥ・フランス準決勝のFCジロンダン・ボルドー戦(2-0)では2得点を挙げ、再び称賛を集めた。22分に先制点を決め、81分にはGK[[ウルリッヒ・ラメ]]が適切なポジション取りをしていたのにもかかわらず、頭を抜くチップシュートを決めて試合を締めくくった。これらの活躍で、パリ・サンジェルマンFCの観客にスタンディング・オベーションを贈られた。クラブにとって不幸なことに、決勝の[[AJオセール]]戦(1-2)ではロナウジーニョ自身もチームも本来の調子を出せず、ロスタイムの[[ジャン＝アラン・ブームソン]]の得点に屈した。2002-03シーズンのリーグ戦は11位と失望の順位に終わり、欧州カップ戦出場権を逃したことで、ロナウジーニョは他クラブへの移籍希望を明らかにした。

==== バルセロナ ====
[[File:Ronaldinho 11feb2007.jpg|thumb|right|FCバルセロナでのロナウジーニョ]]
; 2003-04シーズン
当初、[[FCバルセロナ]]の[[ジョアン・ラポルタ]]会長は[[デヴィッド・ベッカム]]の獲得を公約していたが、ベッカムは[[レアル・マドリード]]に移籍したため、FCバルセロナはロナウジーニョの獲得争いに参加し、[[マンチェスター・ユナイテッドFC]]よりも高額な3000万ユーロのオファーを提示して獲得に成功した<ref>{{cite news |url=http://hemeroteca.elmundodeportivo.es/preview/2003/06/19/pagina-2/1379616/pdf.html |title=Objetivo Ronaldinho |date=2003-06-19 |accessdate=2011-02-24 |work=El Mundo Deportivo |language=Spanish}}</ref><ref>{{cite web |url=http://www.uefa.com/uefaeuropaleague/news/newsid=82904.html |title=Barça break bank for Ronaldinho |publisher=UEFA.com |date=2003-07-21 |accessdate=2011-02-24}}</ref>。アメリカのワシントンにある[[ロバート・F・ケネディ・メモリアル・スタジアム]]で行われた[[ACミラン]]との親善試合でデビューし、その試合で1得点を挙げて2-0で勝利した。2003-04シーズン前半戦には負傷離脱していた時期もあったが<ref>{{cite news |url=http://www.uefa.com/uefaeuropaleague/news/newsid=125668.html |title=Ronaldinho ruled out for Barça |date=2003-11-10 |accessdate=2011-02-24 |publisher=UEFA.com}}</ref>、復帰後はチームをリーグ戦2位に導いた。

; 2004-05シーズン
2004年12月20日には[[FIFA最優秀選手賞]]を受賞し、2004-05シーズンには移籍後初のリーグ優勝を果たした。2005年3月8日、UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦・[[チェルシーFC]]戦セカンドレグ(2-4)では2得点を挙げたが、2試合合計4-5で敗退が決まった<ref>{{cite news |url=http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/europe/4321491.stm |title=Chelsea 4–2 Barcelona |publisher=BBC Sport |date=2005-03-08 |accessdate=2006-06-27}}</ref>。

; 2005-06シーズン
2005年9月には[[FIFPro年間ベストイレブン]]と[[FIFPro年間最優秀選手賞]]を受賞し、同年には[[UEFA年間最優秀選手|UEFA年間最優秀選手賞]]も受賞した。さらに、FIFA最優秀選手賞の投票では956点を集め、2位の[[フランク・ランパード]]（306点）に3倍以上の大差をつけて2年連続で受賞した。2005年11月19日、[[レアル・マドリード]]との[[エル・クラシコ]](3-0)では2得点を挙げた。勝利を決定づける2点目を決めると、アウェーでのダービーマッチにもかかわらずレアル・マドリードのファンからスタンディング・オベーションが贈られた。2006年1月には3年連続でUEFAチーム・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝・[[SLベンフィカ]]戦セカンドレグでは先制点を決めた。準決勝の[[ACミラン]]戦ファーストレグでは[[リュドヴィク・ジュリ]]の決勝点をアシストし、2試合合計1-0で決勝に駒を進めた。5月26日に行われた決勝では[[アーセナルFC]]を2-1で下して優勝を果たした。決勝の2週間前には[[セルタ・デ・ビーゴ]]に1-0で勝利して[[リーガ・エスパニョーラ]]2連覇を決めており、キャリア初の2冠を達成した。全公式戦を通じて自己最多の26得点を挙げ、UEFAチャンピオンズリーグの大会最優秀選手に選ばれた。

; 2006-07シーズン
2006年11月25日の[[ビジャレアルCF]]戦では2度目となるオーバーヘッドキックでの得点を決め、FCバルセロナでのリーグ戦得点数が50点に達した。このビジャレアル戦での得点は少年時代から夢見ていたゴールであると後に語っている<ref>{{cite news |url=http://soccernet.espn.go.com/news/story?id=393786&cc=3436 |title=Ronaldinho fulfils boyhood dream with overhead goal |publisher=ESPNsoccernet |date=2006-11-26 |accessdate=2007-01-06}}</ref>。12月には[[FIFAクラブワールドカップ]]に出場し、準決勝の[[クラブ・アメリカ]]戦(4-0)では1得点1アシストの活躍を見せたが、決勝の[[SCインテルナシオナル]]戦(0-1)に敗れて準優勝に終わった<ref name="FIFA Club World Cup 2006">{{cite news |title=Soccer: Ronaldinho turns on style as Barcelona beat Club America 4–0 |url=http://www.breitbart.com/article.php?id=D8M0KC3O1&show_article=1 |publisher=Andrew Breitbart |date=2006-12-14 |accessdate=2010-12-23}}</ref>。この大会でロナウジーニョはブロンズボールに輝いた。SCインテルナシオナル戦の翌日にはFIFA最優秀選手賞が発表されたが、2006 FIFAワールドカップで優勝したイタリア代表のキャプテンである[[ファビオ・カンナヴァーロ]]、準優勝のフランス代表のキャプテンである[[ジネディーヌ・ジダン]]に次ぐ3位に終わった<ref name="FIFAWorldPlayer2006">{{cite news|title=Cannavaro & Ronaldinho: We already feel like winners |url=http://www.fifa.com/classicfootball/awards/gala/news/newsid=108757.html |publisher=FIFA |date=2006-12-18 |accessdate=2010-12-23}}</ref>。2007年1月、最多となる29万票以上を集めて[[UEFAチーム・オブ・ザ・イヤー]]に3年連続で選出された<ref name="uefa">{{cite web |url=http://www.uefa.com/fanzone/teamoftheyear/news/newsid=497866.html |title=Team of the Year |publisher=UEFA.com |accessdate=2010-09-08}}</ref>。エル・クラシコ(3-3)で負傷し、3月13日のチャリティマッチには出場できなかった<ref name="Ronaldinho misses out">{{cite news |title=Ronaldinho misses out |url=http://www.manutd.com/default.sps?pagegid=%7BB4CEE8FA%2D9A47%2D47BC%2DB069%2D3F7A2F35DB70%7D&newsid=410669 |publisher=マンチェスター・U公式サイト |date=2007-03-13}}</ref><ref name="manutd">{{cite web |url=http://www.manutd.com/default.sps?pagegid=%7BB4CEE8FA%2D9A47%2D47BC%2DB069%2D3F7A2F35DB70%7D&newsid=410669 |title=Manchester United Official Web Site – NEWS AND FEATURES: |publisher=マンチェスター・U公式サイト |accessdate=2010-09-08}}</ref>。

; 2007-08シーズン
2008年2月3日の[[CAオサスナ]]戦に出場し、FCバルセロナでの公式戦通算200試合出場を達成した。しかし、2007-08シーズンは全体的に負傷に苦しめられ、4月3日には右足の筋肉断裂により一足早くシーズンを終えた<ref>{{cite news |title=Injury ends Ronaldinho's campaign |url=http://www.independent.co.uk/sport/football/european/injury-ends-ronaldinhos-campaign-804944.html |first=Gordon |last=Tynan |date=2008-04-05 |work=Football |work=The Independent |location=UK | |accessdate=2008-06-06}}</ref>。5月19日、ラポルタ会長は「ロナウジーニョは新たなチャレンジを必要としている」と発言し、トップ選手としてやっていくためには移籍が必要であると主張した<ref>{{ cite news |url=http://fourfourtwo.com/news/spain/9517/default.aspx |title=Laporta: Ronaldinho needs to leave Nou Camp |publisher=FourFourTwo |date=2008-05-19 |accessdate=2008-05-19}}</ref>。6月6日、[[マンチェスター・シティFC]]の[[タクシン・シナワット]]オーナーはロナウジーニョの獲得に興味を示した<ref>{{cite news |url=http://www.timesonline.co.uk/tol/sport/football/premier_league/manchester_city/article4069564.ece |title=Manchester City set to move for Ronaldinho |first=James |last=Ducker |work=The Times Online |work=The Times |location=UK | |date=2008-06-05 |accessdate=2008-06-06}}</ref>。6月28日、ロナウジーニョと[[リオネル・メッシ]]はベネズエラで開催された人種差別撲滅のための親善試合でそれぞれのチームのキャプテンを務め、試合は7-7の引き分けに終わった。彼は2得点2アシストを記録したが、この試合がFCバルセロナの選手としての最後の試合となった<ref name="msn">{{cite web |url=http://msn.football365.com/story/0,17033,8652_3757681,00.html |title=MSN Football |publisher=Msn.football365.com |date=2010-05-01 |accessdate=2010-09-08}}</ref>。2010年の[[ジョアン・ガンペール杯]]前日、FCバルセロナのファンと選手たちに対して「FCバルセロナでの5年間が最高の時期であった」とする手紙を公開した<ref>{{cite web|url=http://www.fcbarcelona.cat/web/english/noticies/futbol/temporada10-11/08/24/n100824112529.html |title=Open letter from Ronaldinho |publisher=FCBarcelona.cat |date=2010-08-24 |accessdate=2010-09-08}}</ref>。

==== ミラン ====
[[File:Ronaldinho by Vicario.JPG|thumb|upright|right|ACミランでプレーするロナウジーニョ]]
; 2008-09シーズン
2008年7月、ロナウジーニョは[[マンチェスター・シティFC]]からの移籍金2550万ポンドのオファーを拒否し<ref name="fanhouse">{{cite web |url=http://soccer.fanhouse.com/2008/07/16/ronaldinho-snubs-man-city-for-ac-milan/ |title=Ronaldinho Snubs Man City for A.C. Milan – AOL Fanhouse, 7/16/08 |publisher=Soccer.fanhouse.com |accessdate=2010-09-08}}</ref>、イタリア・[[セリエA (サッカー)|セリエA]]の[[ACミラン]]と3年契約を結んだ。年俸は約510万ポンド（650万ユーロ）であり、移籍金は約1450万ポンド（1850万ユーロ）と考えられている<ref>{{cite news|author=Scott Anthony |url=http://www.guardian.co.uk/football/2008/jul/15/acmilan.barcelona?gusrc=rss&feed=football |title=Ronaldinho signs on at the San Siro |work=Guardian |location=UK | |date=2008-07-15 |accessdate=2010-09-08}}</ref><ref>{{cite news |url=http://www.guardian.co.uk/football/2008/jul/16/acmilan.serieafootball?gusrc=rss&feed=networkfront |work=The Guardian |location=London |title=Milan secure Ronaldinho on the cheap as Barcelona pay for ham-fisted exit strategy |first=Sid |last=Lowe |date=2008-07-16 |accessdate=2010-05-22}}</ref>。希望の背番号10は既に[[クラレンス・セードルフ]]が着けていたため、生まれ年の1980年に因んで背番号80を選んだ。9月28日、[[インテルナツィオナーレ・ミラノ|インテル]]との[[ミラノダービー|ミラノ・ダービー]](1-0)で初得点を挙げた。10月19日の[[UCサンプドリア]]戦(3-0)では初の1試合2得点を記録した。11月6日、[[UEFAヨーロッパリーグ|UEFAカップ]]グループリーグの[[SCブラガ]]戦では93分に決勝点を挙げた。2008-09シーズンは全大会を通じて32試合に出場して10得点した。良好なスタートを切った後、コンディション不良に苦しんで途中出場が多くなり、ACミランでの初年度は失望に終わった。

; 2009-10シーズン
2009-10シーズン序盤はベンチから試合開始を迎えることも多かったが、その後調子を取り戻し、攻撃的ミッドフィールダーから馴染み深い左ウイングに役割を変え、このシーズンのチームの最優秀選手と言ってもよい活躍を見せた。2010年1月10日、アウェーでの[[ユヴェントスFC]]戦(3-0)では2得点を挙げた。翌週の1月17日に行われた[[ACシエナ|シエナ]]戦(4-0)では、1点目をペナルティキック、2点目をコーナーキックからのヘディングシュート、3点目を20ヤードの距離からのミドルシュートで決め、移籍後初のハットトリックを達成した<ref>{{cite web |author=Reuters |url=http://soccernet.espn.go.com/news/story?id=726843&cc=5901 |title=Ronaldinho hat-trick as Milan win, Juve lose – Europe – ESPN Soccernet |publisher=ESPN  |date=2010-01-17 |accessdate=2010-09-08}}</ref>。1月16日には移籍後初めてのUEFAチャンピオンズリーグの試合となる[[マンチェスター・ユナイテッドFC]]戦に出場し、序盤に得点してリードを得たが、[[ポール・スコールズ]]と[[ウェイン・ルーニー]]（2点）に得点を許して最終的に2-3で敗れた。4月13日、[[カルチョ・カターニア]]戦(2-2)で[[マルコ・ボリエッロ]]の得点をアシストし、アシスト数はリーグトップの14に達した<ref>{{cite news |url=http://www.whoscored.com/Regions/108/Tournaments/5/Seasons/1957 |title=Serie A 2010 Statistics |publisher=WhoScored.com|accessdate=2011-08-08}}</ref>。5月15日にはホームでのユヴェントス戦(3-0)で2得点を記録し、ライバル相手に1シーズンで計4得点を記録した。この試合は[[レオナルド・ナシメント・ジ・アラウージョ|レオナルド]]監督のACミラン監督としてのラストマッチとなった。なお、2008-09シーズンもペナルティキックを1度失敗していたが、2009-10シーズンは3度もペナルティキックを失敗している。

; 2010-11シーズン
2010年夏に[[マッシミリアーノ・アッレグリ]]監督が就任し、4-3-3フォーメーションではなく主に4-3-1-2フォーメーションが採用された。2010-11シーズン開幕戦の[[USレッチェ]]戦(4-0)ではキレの良いプレーを見せたが、役割が変更になると徐々にフェードアウトし、シーズン前半戦は11試合出場無得点に終わった。

==== フラメンゴ ====
2011年冬にはアメリカの[[ロサンゼルス・ギャラクシー]]、ブラジルの[[コリンチャンス|SCコリンチャンス]]や[[SEパルメイラス]]、イングランドの[[ブラックバーン・ローヴァーズFC]]など様々なクラブがロナウジーニョに関心を示した。特に幼少時代を過ごした[[グレミオ|グレミオFPA]]から強い関心を示されたが、2011年1月11日に[[CRフラメンゴ]]と2014年末までの契約を交わし<ref>[http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/football/9356437.stm Ronaldinho joins Brazilian club Flamengo] BBC Sport、2011年1月11日</ref>、1月13日に行われたお披露目では2万人以上のファンに迎えられた<ref>{{cite web |url=http://www.soccerway.com/news/2011/January/13/fans-flock-to-welcome-ronaldinho/ |title=Fans flock to welcome Ronaldinho |date=2011-01-13 |work=soccer way.com |accessdate=2011-01-18}}</ref>。2月6日の[[ボアヴィスタSC]]([[:en:Boavista Sport Club|Boavista SC]])戦(3-2)で移籍後初得点を記録し<ref>{{cite web |url=http://globoesporte.globo.com/jogo/campeonatocarioca2011/06-02-2011/boavista-flamengo.html |title=Boavista x Flamengo |date=2011-02-06 |accessdate=2011-08-10 |work=Globoesporte.com}}</ref>、2月27日に行われた[[タッサ・グアナバラ]]([[:en:Taça Guanabara|Taça Guanabara]])決勝の同一カード(1-0)では右足での直接フリーキックで決勝点を決め、トロフィー獲得に貢献した。CRフラメンゴにとっては19度目の同大会制覇であり、2ヶ月後には[[リオ・グランデ・ド・スル州選手権]]([[:en:Campeonato Carioca|Campeonato Carioca]])と[[タッサ・リオ]]([[:en:Taça Rio|Taça Rio]])でも優勝を果たした。

2012年5月31日にフラメンゴとの契約を一方的に解除した<ref>{{cite web |url=http://www.goal.com/jp/news/124/南米/2012/06/01/3140427/ロナウジーニョ支払滞納でフラメンゴと契約解消 |title=ロナウジーニョ支払滞納でフラメンゴと契約解消 |date=2012-06-01 |work=goal.com |accessdate=2012-06-01}}</ref>。

==== アトレチコ・ミネイロ ====
2012年6月、[[アトレチコ・ミネイロ]]へ移籍。契約はシーズン終了まで。2013年7月25日、クラブ史上初の[[コパ・リベルタドーレス]]制覇を達成し、史上8人目となる欧州&南米王者に輝いた。

=== 代表 ===
[[File:Ronaldinho and Lula.jpg|thumb|right|ロナウジーニョ(右)とルーラ大統領]]
[[File:Ronaldinho061115-03.jpg|thumb|right|ロナウジーニョ(右)とスイス代表のマルガイラス]]
; 1999-2002
全ての年代でブラジル代表に選ばれた数少ない選手の一人である。1997年にはU-17ブラジル代表として[[FIFA U-17ワールドカップ]]で優勝し、ブロンズボールに輝いた。1999年はブラジル代表で大きな結果を残した年となった。4月にはナイジェリアで開催された[[FIFA U-20ワールドカップ]]に出場し、グループリーグ最終戦（1得点）と決勝トーナメント1回戦のU-20クロアチア戦（4-0、2得点）で計3得点を挙げた。準々決勝でU-20ウルグアイ代表に敗れ、2大会連続のベスト8に終わった。6月26日、[[コパ・アメリカ1999]]前最後の親善試合となった[[サッカーラトビア代表|ラトビア]]戦(3-0)で[[サッカーブラジル代表|ブラジル代表]]初出場を果たし、コパ・アメリカ1999中に代表初得点を記録した。コパ・アメリカが閉幕して1週間後には[[FIFAコンフェデレーションズカップ1999]]に招集され、[[サッカーメキシコ代表|メキシコ]]に3-4で敗れた決勝以外の全ての試合で得点した。特に準決勝の[[サッカーサウジアラビア代表|サウジアラビア]]戦(8-2)ではハットトリックを達成し、大会得点王と大会最優秀選手賞を同時受賞した。2000年前半には[[CONMEBOLプレオリンピック大会]]([[:en:CONMEBOL Men Pre-Olympic Tournament|CONMEBOL Men Pre-Olympic Tournament]])に出場し、7試合で9得点を挙げて優勝に導いた。同年夏にはU-23ブラジル代表として[[シドニーオリンピックにおけるサッカー競技|シドニーオリンピック]]に出場したが、優勝したU-23カメルーン代表に準々決勝で敗れた。ロナウジーニョは4試合に出場し、U-23カメルーン戦での1得点に終わった。

2002年には初めてのFIFAワールドカップとなる[[2002 FIFAワールドカップ]]の代表メンバーに選ばれ、コパ・アメリカ1999を共に制した[[ロナウド]]や[[リバウド]]などと共に脅威的な攻撃陣を構成した。大会を通じて5試合に出場して2得点し、更にいくつかの重要なアシストでもチームに貢献した。最初の得点はグループリーグの[[サッカー中国代表|中国]]戦(4-0)であり、次の得点は準々決勝の[[サッカーイングランド代表|イングランド]]戦(2-1)であった。この試合で彼は35mの距離から直接フリーキックを蹴り、[[デビッド・シーマン|デヴィッド・シーマン]]が守るゴールネットを揺らした。この得点の7分後に[[ダニー・ミルズ]]へのファールで退場処分を受けたが、フリーキックでの得点が決勝点となって準決勝進出を決めた。準決勝は出場停止であったが、決勝の[[サッカードイツ代表|ドイツ]]戦(2-0)には先発出場し、5度目の優勝を果たした。

; 2003-2006
次に参加した大会は2003年の[[FIFAコンフェデレーションズカップ2003|コンフェデレーションズカップ]]であったが、どの試合でも得点を挙げることができず、低調なプレーのブラジル代表はグループリーグで敗退した。2004年、[[カルロス・アルベルト・パレイラ]]監督は代表の主力選手を休ませるため、ロナウジーニョを[[コパ・アメリカ2004]]のメンバーに加えず、メンバーの大部分を本来なら控えの立場の選手で構成した<ref>[http://sportsillustrated.cnn.com/2004/soccer/07/26/bc.la.spt.soc.copaameri.ap/index.html Brazil victory harms Copa America credibility] Sports Illustrated、2004年7月26日</ref>。2005年6月には[[FIFAコンフェデレーションズカップ2005|コンフェデレーションズカップ]]に出場し、決勝の[[サッカーアルゼンチン代表|アルゼンチン]]戦(4-1)ではマン・オブ・ザ・マッチに選出された。この大会を通じて3得点を挙げ、1999年大会を含めた得点数を9得点とし、通算最多得点者の[[クアウテモク・ブランコ]]と並んだ。

2006年にはドイツで開催された[[2006 FIFAワールドカップ|ワールドカップ]]のメンバーに選ばれ、[[アドリアーノ・レイテ・リベイロ|アドリアーノ]]、[[ロナウド]]、[[リカルド・イゼクソン・ドス・サントス・レイチ|カカ]]と共に構成されたマジック・カルテットの一員として全5試合に先発出場した。しかしブラジル代表は全体的に低調で、この4人組は計5点しか奪えなかった。ロナウジーニョはグループリーグの[[サッカー日本代表|日本]]戦で[[ジウベルト・ダ・シウバ・メロ|ジウベルト]]の得点をアシストしたが、代表キャリアの中でも最悪の大会となり、大会を通じて無得点1アシストに終わった。準々決勝の[[サッカーフランス代表|フランス]]戦(0-1)では何もできず、ブラジル代表は枠内シュートを1本しか打てない体たらくで敗退が決まった<ref>{{cite news |url=http://sportsillustrated.cnn.com/2006/soccer/specials/world_cup/2006/07/01/ronaldinho.brazil.ap/index.html |title=Ronaldinho no factor in Brazil defeat |work=Sports Illustrated |date=2006-07-01 |accessdate=2006-07-07 |archiveurl=http://web.archive.org/web/20060705053643/http://sportsillustrated.cnn.com/2006/soccer/specials/world_cup/2006/07/01/ronaldinho.brazil.ap/index.html |archivedate=2006-07-05}}</ref>。この代表チームはブラジル帰国後にファンやメディアの批判にさらされ、フランス戦の2日後の7月3日には、[[チャペコ]]([[:en:Chapecó|Chapecó]])にあった7.5m（23フィート）ものグラスファイバーと樹脂製のロナウジーニョの彫像が過激なファンによって破壊された<ref>{{cite news |url=http://copa.esporte.uol.com.br/copa/2006/ultnot/brasil/2006/07/03/ult3505u683.jhtm |title=Estátua de Ronaldinho é queimada em Santa Catarina |publisher=UOL Esporte |date=2006-07-03 |accessdate=2006-07-04}}</ref>。この彫像は2004年にFIFA最優秀選手賞受賞を記念して設立されたものだった。同じ日、バルセロナに戻ったロナウジーニョは自宅にアドリアーノを招いてパーティを催し、ナイトクラブで早朝まで夜遊びを続けた。このことは多くのブラジルのファンに「努力の足りないブラジル代表に裏切られた」という感情を抱かせた<ref>{{cite news |url=http://www1.folha.uol.com.br/folha/esporte/ult92u105276.shtml |title=Decepção da Copa, Ronaldinho "festeja" com comida, dança e balada |publisher=Folha Online |date=2006-07-04 |accessdate=2006-07-04}}</ref>。

; 2007-2010
2007年3月24日の[[サッカーチリ代表|チリ]]戦(4-0)ではFIFAコンフェデレーションズカップ2005決勝以来となる得点（2得点）を決め、2年近くにも及んだ連続無得点期間を終わらせた<ref name="cnn">{{cite news|url=http://www.cnn.com/2007/SPORT/football/03/24/brazil.friendly.reut/index.html?section=cnn_latest |work=CNN}} {{リンク切れ|date=September 2010|bot=RjwilmsiBot}}</ref>。同年には[[コパ・アメリカ2007]]が開催されたが、疲労のために出場免除を申し出て、[[ドゥンガ]]監督はロナウジーニョの大会欠場を許可した<ref>[http://uk.reuters.com/article/UK_WORLDFOOTBALL/idUKL1532879920070515 Tired Ronaldinho asks to skip Copa America] Reuters、2007年5月15日</ref>。10月には[[サッカーエクアドル代表|エクアドル]]との親善試合(5-0)を戦ったが、数人の選手たちとリオデジャネイロの高級ナイトクラブでパーティを催し、翌朝11時にナイトクラブを出たが、メディアを避けるために車のトランクに隠れて移動したとされる<ref>{{cite web |url=http://thestar.com.my/sports/story.asp?file=/2007/10/21/sports/19234220&sec=sports |title=Ronaldinho and Robinho dropped by their Primera Liga teams |accessdate=2007-12-21 |publisher=Malaysian Star}}</ref>。この夜遊びが原因でスペイン帰国が遅れたとして、FCバルセロナの試合では先発から外されて議論を呼んだ。

2008年7月7日、オーバーエイジ枠として[[北京オリンピックにおけるサッカー競技|北京オリンピック]]のブラジル代表メンバーに加わった<ref name="fifa">{{cite web |url=http://www.fifa.com/mensolympic/news/newsid=823355.html#brazil+stars+heading+beijing |title=Brazil stars heading for Beijing |publisher=FIFA.com |date=2008-07-07 |accessdate=2010-09-08}}</ref>。FCバルセロナはチャンピオンズリーグの試合に彼を出場させたいとして、初めはブラジル代表への招集を拒否しようとしたが、ACミランへの移籍が合意に達したためにオリンピックへの出場が許された<ref name="reuters">{{cite web |url=http://uk.reuters.com/article/idUKL1781481520080717p |title=Milan's Ronaldinho excited to play with Kaka |agency=Reuters  |first=Mark |last=Meadows |date=2008-07-17 |accessdate=2010-12-23}}</ref>。グループリーグのU-23ニュージーランド戦(5-0)で2得点を挙げたが、準決勝でU-23アルゼンチン代表に敗れ、3位決定戦のU-23ベルギー代表に勝利して3位となった。

コンディションを取り戻した後は、2010年5月11日に[[2010 FIFAワールドカップ]]のブラジル代表候補30人に選ばれ<ref>{{cite web |url=http://www.fifa.com/mm/document/tournament/competition/01/20/86/87/provisional1305.pdf |title=Release list of up to 30 players |work=FIFA |date=2010-05-13 |accessdate=2010-05-16}}</ref>、自身も南アフリカ行きを熱望していたが<ref>[http://www.goal.com/en/news/1863/world-cup-2010/2009/12/12/1682146/world-cup-2010-i-am-a-better-player-at-milan-that-what-i-was World Cup 2010: I Am A Better Player At Milan That What I Was At Barcelona – Ronaldinho – Goal.com<!-- Bot generated title -->]</ref>、ドゥンガ監督は本大会に出場する23人のメンバーからロナウジーニョを除外した<ref>{{cite web|url=http://soccernet.espn.go.com/world-cup/blog?entryID=5180585&name=worldcup2010blog&cc=5901&ver=us |title=Brazil leaves the young strikers and old heroes off roster – ESPN Soccernet |publisher=ESPN  |date=2010-07-14 |accessdate=2010-09-08}}</ref>。ジャーナリストの中には、ロナウジーニョ、[[アレシャンドレ・パト]]、アドリアーノ、ロナウドのような選手を選外とすることはブラジルの伝統的なプレースタイルであるJoga Bonitoを放棄する兆しであると主張する者もいた<ref>{{cite web|author=ESPN.com |url=http://espn.go.com/espn/print?type=story&id=5070935 |title=Best bets to disappoint |publisher=ESPN  |date=2010-04-10 |accessdate=2010-09-08}}</ref>。

;2011-
2011年9月5日の[[サッカーガーナ代表|ガーナ]]との親善試合で10ヶ月ぶりに代表に復帰すると、得点こそ奪えなかったものの好調をみせ、監督の[[マノ・メネゼス]]に「彼を代表へ復帰させなければならない」と言わしめた<ref>{{cite web|author=Goal.com |url=http://www.goal.com/jp/news/124/%E5%8D%97%E7%B1%B3/2011/09/06/2652760/%E3%83%A1%E3%83%8D%E3%82%BC%E3%82%B9%E5%BE%A9%E5%B8%B0%E3%81%AE%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A7%E3%82%92%E7%B5%B6%E8%B3%9B |title=メネゼス、復帰のロナウジーニョを絶賛 |publisher=Goal.com |date=2011-09-06 |accessdate=2011-10-12}}</ref>。同年10月11日の[[サッカーメキシコ代表|メキシコ]]との親善試合では代表では4年ぶりとなる得点を挙げ、勝利に貢献した<ref>{{cite web|author=SOCCER KING |url=http://www.soccer-king.jp/world/article/201110121515_brasil_mexico.html |title=ロナウジーニョの4年ぶりのゴールで、ブラジルがメキシコを破る |publisher=SOCCER KING |date=2011-10-12 |accessdate=2011-10-12}}</ref>。

== エピソード ==
* 2008年4月、[[アムウェイ]]のサプリメントブランドである[[ニュートリライト]]とグローバル契約を結んだ。
* [[ナイキ]]のCMにも多く出演しており、主にその華麗なボール捌きを題材にしている。特に、ボールを一度も落とす事なく4連続でクロスバーに当てると言う映像は、実際のプレーなのか合成映像なのか論争になり、現在も真偽は不明だが本人は合成であることを否定している。ナイキジャパンのスタッフで、現地にいた人間は「あれは実際にやったプレー」と証言している。
* 2006年にはナイキとの縁で、ファンである[[マイケル・ジョーダン]]と対談した。スーパースターであるロナウジーニョも、さすがに憧れのジョーダンの前では子供のように目を輝かせていた。
* 2006年には、[[ゴマブックス]]から人生を叙事的につづった『ロナウジーニョ The Smiling Champion』が出版された。
* W杯やコンフェデ杯などでは、セレソンの中で率先して[[サンバ (ブラジル)|サンバ]]を歌っている姿などが見かけられる。中でもサンバ楽器の[[パンデイロ]]演奏はプロのミュージシャンにも劣らない腕前を持っていると言われる。2006年には彼自身がサンバなどのブラジル音楽を選曲したコンピレーションCD「ゴー!ゴー!ロナウジーニョ」<ref>[http://www.universalmusicworld.jp/rona/index.html ゴー!ゴー!ロナウジーニョ] - ユニバーサルミュージック</ref>が発売されており、1曲目では彼がサンバを歌っている曲が聴ける。
* 大の負けず嫌いで、勝負事では手を抜かないことは有名だが、反面 燃え尽き症候群のようなことも多々見られる。日韓W杯優勝、05-06CL優勝後のロナウジーニョの言動の変貌ぶりは周りの人間を驚かせたという。
* 試合中もサッカーを楽しむことを忘れない選手であり、たびたび笑顔をちらつかせプレーしている。これほど笑顔を絶やさずプレーする選手は、かつてのセレソンの英雄[[ガリンシャ]]とロナウジーニョをおいて他にいないと言われている。
*世界屈指の人気選手であり、[[Twitter]]のフォロワー数は2014年6月現在で約968万人である。世界のあらゆるアスリートの中でも[[クリスティアーノ・ロナウド]]、[[カカ (サッカー選手)|カカ]]、[[レブロン・ジェームズ]]、[[ネイマール]]に次いで5番目に多い<ref>[http://www.huffingtonpost.com/2014/06/25/most-popular-athletes-twitter-soccer_n_5505809.html The World Cup Reminds Everyone That Soccer Players Are The Most Popular Athletes] HUFF POST 2014年6月30日閲覧。</ref>。

=== リバウドとの関係 ===
ロナウジーニョにとって[[ロナウド]]は特別な存在であることは良く知られているが、[[リバウド]]との関係はあまり知られていない。雑誌で、バルセロナ加入時に「リバウドやロナウドのような僕のアイドルのあとを追う事が出来て嬉しい」と語っている。

2002年の日韓大会でのイングランドの強力センターバック・コンビの[[ソル・キャンベル]]、[[リオ・ファーディナンド]]を相手にカウンターでロナウジーニョがドリブルでひきつけてからのリバウドへのパスにより1点をもぎ取った。

2002年夏、[[ルイス・ファン・ハール]]の監督復帰によってリバウドとバルサの間に決定的な亀裂が生じた。このような状況の中、10番としてやってきたのが[[フアン・ロマン・リケルメ]]であった。その後、リバウドはミランへと移籍。リケルメは後の2006年W杯でアルゼンチン代表の主軸を担う選手だが、彼はプレーにムラがあり、当時の監督ファン・ハールの戦術にもフィットしなかった。当時リバウドはジダンらと並び称される世界最高の選手の一人ながら、プレーやポジション、チームでの役割は異質なものがあり、その穴を埋めるのは至難の技だったと言える。そんな中バルサが目をつけたのが、当時パリ・サンジェルマンに所属していたロナウジーニョであった。

スペインはフランスと違いポルトガル語が通じやすい上に生活習慣にも共通点が多く、元々ロナウジーニョはスペインに行きたいという願望があった。そしてブラジル代表とFCバルセロナで10番を背負っていたリバウドの後釜として[[カンプ・ノウ]]の舞台に立ち、その上でタイトルの獲得、バロンドール、年間最優秀選手などの個人タイトルを獲得し、はては代表で背番号10を付けていく経緯は大変意味深である。結果的にはリバウドの辿ったミランへの移籍も決まった。

== タイトル ==
=== クラブ ===
; {{Flagicon|BRA}} グレミオ
*[[コパ・スル]] (1): 1999
*[[カンピオナート・ガウショ]] (1): 1999

; {{Flagicon|FRA}} パリ・サンジェルマン
*[[UEFAインタートトカップ]] (1): 2001

; {{Flagicon|SPA}} バルセロナ
*[[リーガ・エスパニョーラ]] (2): 2004–05, 2005–06
*[[スーペルコパ・デ・エスパーニャ]] (2): 2005, 2006
*[[UEFAチャンピオンズリーグ]] (1): 2005–06

; {{Flagicon|BRA}} フラメンゴ
*[[タッサ・グアナバラ]] (1): 2011
*[[タッサ・リオ]] (1): 2011
*[[カンピオナート・カリオカ]] (1): 2011

; {{Flagicon|BRA}} アトレチコ･ミネイロ
*[[コパ・リベルタドーレス]] (1): 2013
*[[カンピオナート・ミネイロ]] (1): 2013

=== 代表 ===
; U-17 ブラジル代表
* [[FIFA U-17世界選手権]] (1) : 1997

; U-23 ブラジル代表
* [[オリンピックサッカー競技|夏季オリンピック]] 銅メダル : 2008

; ブラジルA代表
* [[コパ・アメリカ]] (1): 1999
* [[FIFAワールドカップ]] (1): 2002
* [[FIFAコンフェデレーションズカップ]] (1): 2005

=== 個人 ===
*[[FIFAコンフェデレーションズカップ]] 最優秀選手 : 1999
*FIFAコンフェデレーションズカップ 得点王 : 1999
*[[カンピオナート・ガウショ]] 得点王 : 1999
*[[シドニーオリンピックにおけるサッカー競技|シドニーオリンピック]]南米予選 得点王 : 2000
*[[FIFAワールドカップ]] 優秀選手 : [[2002 FIFAワールドカップ|2002]]
*[[FIFA 100]] : 2004
*[[ドン・バロン・アワード]] 最優秀外国人選手賞 (2): 2003–04, 2005–06
*EFEトロフィー (1): 2004
*[[FIFA最優秀選手賞]] (2): 2004, 2005
*[[UEFAクラブ・フットボール・アワード]] 最優秀フォワード (1): 2004–05
*[[バロンドール]] (1): 2005
*[[FIFPro年間最優秀選手賞]] (2): 2005, 2006
*[[UEFA年間最優秀選手]] (1): 2005–06
*[[UEFAチーム・オブ・ザ・イヤー]] (3): 2003–04, 2004–05, 2005–06
*[[FIFPro年間ベストイレブン]] (3): 2004–05, 2005–06, 2006–07
*[[ゴールデンフット賞]] (1): 2009
*[[プレミオ・クラッキ・ド・ブラジレイロン]] : 2011, 2012
*[[ボーラ・ジ・プラッタ]] : 2011, 2012
*[[ボーラ・ジ・オーロ]] 2012

== 個人成績 ==

=== 代表での得点 ===
{|class="wikitable collapsible collapsed" style="font-size:90%"
! # !! 日時 !! 場所 !! 相手 !! 結果 !! 大会
|-
|1. || 1999年6月30日 || {{Flagicon|PAR}} [[シウダ・デル・エステ]] || {{fb|VEN}} || 7–0 || [[コパ・アメリカ1999]]
|-
|2. || 1999年7月24日 || {{Flagicon|MEX}} [[グアダラハラ (メキシコ)|グアダラハラ]] || {{fb|GER}} || 4–0 || [[FIFAコンフェデレーションズカップ1999]]
|-
|3. || 1999年7月28日 || {{Flagicon|MEX}} グアダラハラ || {{fb|USA}} || 1–0 || FIFAコンフェデレーションズカップ1999
|-
|4. || 1999年7月30日 || {{Flagicon|MEX}} グアダラハラ || {{fb|NZL}} || 2–0 || FIFAコンフェデレーションズカップ1999
|-
|5. || 1999年8月1日 || {{Flagicon|MEX}} グアダラハラ || {{fb|KSA}} || 8–2 || FIFAコンフェデレーションズカップ1999
|-
|6. || 1999年8月1日 || {{Flagicon|MEX}} グアダラハラ || {{fb|KSA}} || 8–2 || FIFAコンフェデレーションズカップ1999
|-
|7. || 1999年8月1日 || {{Flagicon|MEX}} グアダラハラ || {{fb|KSA}} || 8–2 || FIFAコンフェデレーションズカップ1999
|- style="background:#cfc;"
|&nbsp; || 1999年11月17日 || {{Flagicon|AUS}} [[メルボルン]] || {{fb|AUS}} || 2–0 || 親善試合 （U-23ブラジル代表）
|- style="background:#cfc;"
|&nbsp; || 2000年1月12日 || {{Flagicon|BRA}} [[フロリアノポリス]] || {{fb|TRI}} || 7–0 || 親善試合 （U-23ブラジル代表）
|- style="background:#cfc;"
|&nbsp; || 2000年1月12日 || {{Flagicon|BRA}} フロリアノポリス || {{fb|TRI}} || 7–0 || 親善試合 （U-23ブラジル代表）
|- style="background:#cfc;"
|&nbsp; || 2000年1月23日 || {{Flagicon|BRA}} [[ロンドリーナ]] || {{fb|ECU}} || 2–0 || [[シドニーオリンピックにおけるサッカー競技|シドニー五輪]]南米予選 （U-23ブラジル代表）
|- style="background:#cfc;"
|&nbsp; || 2000年1月26日 || {{Flagicon|BRA}} ロンドリーナ || {{fb|VEN}} || 3–0 || シドニー五輪南米予選 （U-23ブラジル代表）
|- style="background:#cfc;"
|&nbsp; || 2000年1月26日 || {{Flagicon|BRA}} ロンドリーナ || {{fb|VEN}} || 3–0 || シドニー五輪南米予選 （U-23ブラジル代表）
|- style="background:#cfc;"
|&nbsp; || 2000年1月30日 || {{Flagicon|BRA}} ロンドリーナ || {{fb|COL}} || 9–0 || シドニー五輪南米予選 （U-23ブラジル代表）
|- style="background:#cfc;"
|&nbsp; || 2000年1月30日 || {{Flagicon|BRA}} ロンドリーナ || {{fb|COL}} || 9–0 || シドニー五輪南米予選 （U-23ブラジル代表）
|- style="background:#cfc;"
|&nbsp; || 2000年2月2日 || {{Flagicon|BRA}} [[クリチーバ]] || {{fb|ARG}} || 4–2 || シドニー五輪南米予選 （U-23ブラジル代表）
|- style="background:#cfc;"
|&nbsp; || 2000年2月2日 || {{Flagicon|BRA}} クリチーバ || {{fb|ARG}} || 4–2 || シドニー五輪南米予選 （U-23ブラジル代表）
|- style="background:#cfc;"
|&nbsp; || 2000年2月2日 || {{Flagicon|BRA}} クリチーバ || {{fb|ARG}} || 4–2 || シドニー五輪南米予選 （U-23ブラジル代表）
|- style="background:#cfc;"
|&nbsp; || 2000年2月4日 || {{Flagicon|BRA}} クリチーバ || {{fb|CHI}} || 3–1 || シドニー五輪南米予選 （U-23ブラジル代表）
|-
|8. || 2000年2月23日 || {{Flagicon|THA}} [[バンコク]] || {{fb|THA}} || 7–0 || 親善試合
|- style="background:#cfc;"
|&nbsp; || 2000年8月9日 || {{Flagicon|CHI}} [[オバリェ]] || {{fb|CHI}} || 5–3 || 親善試合 （U-23ブラジル代表）
|- style="background:#cfc;"
|&nbsp; || 2000年8月9日 || {{Flagicon|CHI}} オバリェ || {{fb|CHI}} || 5–3 || 親善試合 （U-23ブラジル代表）
|- style="background:#cfc;"
|&nbsp; || 2000年9月23日 || {{Flagicon|AUS}} [[ブリスベン]] || {{fb|CMR}} || 1–2 || [[シドニーオリンピックにおけるサッカー競技|シドニー五輪]] （U-23ブラジル代表）
|-
|9. || 2001年3月3日 || {{Flagicon|USA}} [[パサデナ (カリフォルニア州)|パサデナ]] || {{fb|USA}} || 2–1 || 親善試合
|-
|10. || 2002年4月17日 || {{Flagicon|POR}} [[リスボン]] || {{fb|POR}} || 1–1 || 親善試合
|- style="background:#8fcfdf;"
|&nbsp; || 2002年5月18日 || {{Flagicon|ESP}} [[バルセロナ]] || {{CTLf}} || 3–1 || 非公式親善試合
|- style="background:#8fcfdf;"
|&nbsp; || 2002年5月18日 || {{Flagicon|ESP}} バルセロナ || {{CTLf}} || 3–1 || 非公式親善試合
|-
|11. || 2002年6月8日 || {{Flagicon|KOR}} [[西帰浦市|西帰浦]] || {{fb|CHN}} || 4–0 || [[2002 FIFAワールドカップ]]
|-
|12. || 2002年6月21日 || {{Flagicon|JPN}} [[袋井]] || {{fb|ENG}} || 2–1 || 2002 FIFAワールドカップ
|-
|13. || 2002年11月20日 || {{Flagicon|KOR}} [[ソウル]] || {{fb|KOR}} || 3–2 || 親善試合
|-
|14. || 2003年3月29日 || {{Flagicon|POR}} [[ポルト]] || {{fb|POR}} || 1–2 || 親善試合
|-
|15. || 2003年9月10日 || {{Flagicon|BRA}} [[マナウス]] || {{fb|ECU}} || 1–0 || [[2006 FIFAワールドカップ・南米予選]]
|-
|16. || 2004年4月28日 || {{Flagicon|HUN}} [[ブダペスト]] || {{fb|HUN}} || 4–1 || 親善試合
|-
|17. || 2004年8月18日 || {{Flagicon|HAI}} [[ポルトープランス]] || {{fb|HAI}} || 6–0 || 親善試合
|-
|18. || 2004年8月18日 || {{Flagicon|HAI}} ポルトープランス || {{fb|HAI}} || 6–0 || 親善試合
|-
|19. || 2004年8月18日 || {{Flagicon|HAI}} ポルトープランス || {{fb|HAI}} || 6–0 || 親善試合
|-
|20. || 2004年9月5日 || {{Flagicon|BRA}} [[サンパウロ]] || {{fb|BOL}} || 3–1 || 2006 FIFAワールドカップ・南米予選
|-
|21. || 2004年9月8日 || {{Flagicon|GER}} [[ベルリン]] || {{fb|GER}} || 1–1 || 親善試合
|-
|22. || 2005年2月9日 || {{Flagicon|HKG}} [[香港]] || {{fb|HKG}} || 7–1 || カールスバーグ・カップ
|-
|23. || 2005年6月5日 || {{Flagicon|BRA}} [[ポルト・アレグレ]] || {{fb|PAR}} || 4–1 || 2006 FIFAワールドカップ・南米予選
|-
|24. || 2005年6月5日 || {{Flagicon|BRA}} ポルト・アレグレ || {{fb|PAR}} || 4–1 || 2006 FIFAワールドカップ・南米予選
|-
|25. || 2005年6月22日 || {{Flagicon|GER}} [[ケルン]] || {{fb|JPN}} || 2–2 || [[FIFAコンフェデレーションズカップ2005]]
|-
|26. || 2005年6月25日 || {{Flagicon|GER}} [[ニュルンベルク]] || {{fb|GER}} || 3–2 || FIFAコンフェデレーションズカップ2005
|-
|27. || 2005年6月29日 || {{Flagicon|GER}} [[フランクフルト・アム・マイン]] || {{fb|ARG}} || 4–1 || FIFAコンフェデレーションズカップ2005
|-
|28. || 2007年3月24日 || {{Flagicon|SWE}} [[ヨーテボリ]] || {{fb|CHI}} || 4–0 || 親善試合
|-
|29. || 2007年3月24日 || {{Flagicon|SWE}} ヨーテボリ || {{fb|CHI}} || 4–0 || 親善試合
|-
|30. || 2007年8月22日 || {{Flagicon|FRA}} [[モンペリエ]] || {{fb|ALG}} || 2–0 || 親善試合
|-
|31. || 2007年9月9日 || {{Flagicon|USA}} [[シカゴ]] || {{fb|USA}} || 4–2 || 親善試合
|-
|32. || 2007年10月17日 || {{Flagicon|BRA}} [[リオデジャネイロ]] || {{fb|ECU}} || 5–0 || [[2010 FIFAワールドカップ・南米予選]]
|- style="background:#cfc;"
|&nbsp; || 2008年7月28日 || {{Flagicon|SIN}} [[シンガポール]] || {{fb|SIN}} || 3–0 || 親善試合 （U-23ブラジル代表）
|- style="background:#cfc;"
|&nbsp; || 2008年8月10日 || {{Flagicon|CHN}} [[シェンヤン]] || {{fb|NZL}} || 5–0 || [[北京オリンピックにおけるサッカー競技|北京オリンピック]] （U-23ブラジル代表）
|- style="background:#cfc;"
|&nbsp; || 2008年8月10日 || {{Flagicon|CHN}} シェンヤン || {{fb|NZL}} || 5–0 || 北京オリンピック （U-23ブラジル代表）
|-
|33. || 2011年10月11日 || {{Flagicon|MEX}} [[トレオン]] || {{fb|MEX}} || 2–1 || 親善試合
|}

== 脚注 ==
{{Reflist|2}}

==参考文献==
* {{Cite book|和書|author=ルーカ・カイオーリ|translator=堤康徳|title=ロナウジーニョ - The Smiling Champion|year=2006|publisher=ゴマブックス|isbn=4-7771-0318-8}}

== 外部リンク ==
* [http://www.ronaldinhogaucho.com/ 公式サイト]
* [http://r10-ronaldinho.blogspot.com/ 公式ブログ]
* [http://www.ronaldinho-web.com.ar Ronaldinho Web]
* [http://www.ronaldinho10.com ronaldinho10.com]
* [http://www.1ronaldinho.com 1ronaldinho.com]
* [http://www.photosronaldinho.com Photos and Videos Ronaldinho]
* [http://www.geocities.jp/marcfcb11/ronaldinho.html ロナウジーニョの部屋]
* {{FIFA player|3243|Ronaldinho}}
* [http://www.football-lineups.com/players/player.php?route=11 Tactical Profile] – Football-Lineups.com
* [http://www.rsssf.com/players/ec1winningsquads.html European Champions Cup/UEFA Champions League Winning Squads]
* [http://fifaworldcup.yahoo.com/06/en/w/player/3243_RONALDINHO.html Ronaldinho profile] FIFA website
* {{soccerbase|19302|Ronaldinho}}
* [http://www.footballdatabase.com/site/players/index.php?dumpPlayer=1054 FootballDatabase career stats]
* [http://news.bbc.co.uk/sport2/shared/bsp/hi/football/statistics/players/internationals/r/ronaldinho_199729.stm Ronaldinho profile] BBC Sport
* [http://futpedia.globo.com/jogadores/ronaldinho-gaucho Ronaldinho career stats] Futpédia

{{アトレチコ・ミネイロのメンバー}}
{{Navboxes
| title = 受賞歴
| titlestyle = background:gold;
| list1 =
{{FIFPro年間最優秀選手賞}}
{{FIFA最優秀選手賞}}
{{バロンドール受賞者}}
{{UEFA年間最優秀選手}}
{{UEFA最優秀FW賞}}
{{ドン・バロン・アワード}}
{{FIFA 100}}
{{ゴールデンフット賞}}
{{プレミオ・クラッキ・ド・ブラジレイロン (MF)}}
{{ボーラ・ジ・オーロ}}
{{南米年間最優秀選手賞}}
}}
{{Navboxes
| title = <font color=#008000>ブラジル代表 - 出場大会</font>
| titlestyle = background:#FFEF6C; color:#008000;
| list1 =
{{コパ・アメリカ1999ブラジル代表}}
{{FIFAコンフェデレーションズカップ1999ブラジル代表}}
{{シドニーオリンピック サッカーブラジル代表}}
{{2002 FIFAワールドカップブラジル代表}}
{{FIFAコンフェデレーションズカップ2003ブラジル代表}}
{{FIFAコンフェデレーションズカップ2005ブラジル代表}}
{{2006 FIFAワールドカップブラジル代表}}
{{北京オリンピック サッカーブラジル代表}}
}}
{{Commons|Category:Ronaldinho}}
{{Normdaten|PND=134061969|LCCN=no/2006/53623|VIAF=2220963}}
{{DEFAULTSORT:ろなうしいによ}}

[[Category:ブラジルのサッカー選手]]
[[Category:サッカーブラジル代表選手]]
[[Category:グレミオの選手]]
[[Category:パリ・サンジェルマンFCの選手]]
[[Category:FCバルセロナの選手]]
[[Category:ACミランの選手]]
[[Category:CRフラメンゴの選手]]
[[Category:アトレチコ・ミネイロの選手]]
[[Category:2002 FIFAワールドカップ出場選手]]
[[Category:2006 FIFAワールドカップ出場選手]]
[[Category:オリンピックサッカーブラジル代表選手]]
[[Category:ブラジルのオリンピック銅メダリスト]]
[[Category:バロンドール受賞者]]
[[Category:FIFA年間最優秀選手賞受賞者]]
[[Category:FIFA100]]
[[Category:アフリカ系ブラジル人]]
[[Category:ポルト・アレグレ出身の人物]]
[[Category:1980年生]]
[[Category:存命人物]]