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'''ハゲタカのえじき'''('''Hol's der Geier''')は、[[ドイツ]]の[[カードゲーム]]。 * 作者は、アレックス・ランドルフ。 * 発売は、ラベンスバーガー社。日本での発売は、ツクダ プレイシングス社及び、[[メビウスゲームズ]]社。 * プレイ人数は、2~5人。 1988年、[[ドイツ年間ゲーム大賞]]ノミネート。 ==ゲームの概要== プレイヤーは、それぞれ1~15の数字が書かれた15枚のカードを手札として持つ。それとは別に、10~-5の数字が書かれた得点カードが、シャッフルされて山札となっている。 山札から得点カードを1枚オープンする。プレイヤーは開かれた得点カードに対して、手札から任意のカードを1枚選択する。全員が選択したら、同時にオープンする。全員のカードを比べて、得点カードを獲得するプレイヤーを決定する。得点カードがプラスの場合、出したカードの数字が一番大きい者が獲得する。得点カードがマイナスの場合、数字が一番小さい者が獲得しなければならない。ただしここで、プレイヤー同士で同じ数字を出した場合は、その数字は無効とされ、次点のプレイヤーが獲得する。 使った手札は捨てられ、再利用不可。15ラウンド行い、合計得点の多いプレイヤーが勝ち。 == ゲームの特徴 == 手札の中で最強は15、得点カードの中で最も価値の高いのは10点。だからと言って、10点カードに15を出そうとしても、誰か他のプレイヤーも15を出すと無効になるのだから、悩みどころである。誰かが漁夫の利を得たり、避けよう避けようと思って結局同じカードになったり、なぜかいつも気の合う二人ができたり、大笑いな展開となるファミリーゲームである。 反面、相手の使ったカードを覚えておくような上級プレイヤー同士だと、高度な心理戦ゲームにもなりうる。 ルールはシンプルで、子供や初心者も楽しめる。プラスカードの子ネズミのイラスト、マイナスカードのハゲタカのイラストが、いかにもヨーロッパ風な絵柄で楽しい。 == 関連項目 == *[[ドイツのボードゲーム]] ==外部リンク== *[http://www.ravensburger.de/rv/index,28922-31327-1004818-1004821-31737.html ラベンスバーガー社内紹介ページ](独語) [[Category:カードゲーム|はけたかのえしき]]
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