Asianux は、米国の Red Hat Linux、欧州のSUSE Linuxと並ぶ、アジアを代表するLinuxとなることを目指している。日本語・中国語・韓国語といったマルチバイト文字を扱う言語環境は世界的に見れば特殊な分野であり、これをコンピュータで適切に処理するのは困難な問題である。Asianuxの大きな特徴は、これらの言語を標準でサポートすることであり、下記「構成企業」の項目で示したとおり、日本・中国・韓国、およびベトナム(2007年8月参加)・タイ(2008年12月参加)にまたがる5つの企業によって共同で開発が行われている。
今後一連の企業から発売される製品名には、「Asianux」という名称で統一され、販売を開始している。Asianux Server 3は、2007年9月18日に日本で出荷が開始された。サポート面では、技術支援のウェブサイト「TSN (Technical Support Network)」を開設し、Asianuxの修正パッケージを提供しており、「TSN」には日本語・英語環境も用意されている。
セキュリティ面においては、Asianux Server 2.0(日本でのディストリビューション名はMIRACLE LINUX V4.0)と、Asianux Server 3がISO/IEC 15408を取得。グローバルで評価されるレベルのソフトウェアの1つでもある。