砂田橋駅
砂田橋駅(すなだばしえき)は、愛知県名古屋市東区にある、名古屋市営地下鉄・名古屋ガイドウェイバスの駅である。
目次
概要
砂田橋という駅名は、現在の砂田橋交差点付近にあった橋の名前に由来する。橋のかかっていた大幸川は、名古屋市道大幸線の拡幅整備とともに、道路下の暗渠(現大幸線南側歩道地下)となったため、砂田橋という名の橋は現存しない。駅は、旧大幸川河道に北側で隣接する。その後、昭和50年代に、住居表示の実施により、旧東区大幸町の東半分を中心とした地域に、砂田橋という町名を新設したことから、現在でも町名としては残っている。
駅近隣には、学校などの教育施設や住宅団地が数多く存在し、特に、通学の学生たちの交通拠点として重要な役割を持つ点が特徴的である。
名城線名古屋大学方面とゆとりーとライン小幡緑地方面を行き来する場合、当駅で乗り換えとなる(ただし接続は悪い)。
利用可能な鉄道路線
- 名古屋市営地下鉄
- 名城線 - 駅番号はM14。
- 名古屋ガイドウェイバス(ゆとりーとライン)
- ガイドウェイバス志段味線 - 駅番号はY03。
名古屋市営地下鉄
駅構造
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1 | テンプレート:Color名城線(左回り) | 大曽根・栄方面 |
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2 | テンプレート:Color名城線(右回り) | 本山・八事方面 |
1・3番出口はそれぞれ名古屋高等学校・愛知教育大学附属名古屋中学校の敷地を一部削る形で設置されている。
歴史
名城線大曽根からの東方への延伸区間は、当初、大曽根駅から新瑞橋駅までの区間の一部として、名古屋大学駅まで一気に開通させる予定であった。しかし、ナゴヤドームが1997年に開業することが決まると、それに合わせて大曽根駅 - 砂田橋駅間を先行開通させることになった。
開業当時は、1番線で折り返し運転を行い、2番線は折り返し回送電車となる終着列車の降車専用ホームとしてのみ使われていた。また、当時、現在の2番出口はなく、ゆとりーとライン開業後しばらくは、地下鉄からゆとりーとラインへの乗り換えは、1番出口から地上を経由する必要があった。その後、2番出口の完成により、地下鉄駅コンコースからゆとりーとライン小幡緑地行きホームへダイレクトにいけるエレベーターも整備され、利便性が増した。
隣の駅
- テンプレート:Color名城線
- ナゴヤドーム前矢田駅 (M13) - 砂田橋駅 (M14) - 茶屋ヶ坂駅 (M15)
名古屋ガイドウェイバス(ゆとりーとライン)
駅構造
相対式2面2線ホームを持つ高架駅。駅員は配置されていない。
北出口、南出口ともホームから地上までのエレベーターが設置され、バリアフリー化が図られている(北出口のエレベーターは地下鉄駅コンコースにもつながっており、地下1階から地上3階の1番ホームまで一度に上昇できる)。また、上り2番ホームに設置されているエスカレーターは大曽根駅を除く中間駅においては唯一下り専用となっている。
駅舎2階にトイレが設置されている。
1 | テンプレート:Color志段味線 (下り) | 小幡緑地・中志段味方面 |
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2 | テンプレート:Color志段味線 (上り) | 大曽根方面 |
歴史
隣の駅
- テンプレート:Colorガイドウェイバス志段味線
- ナゴヤドーム前矢田駅 (Y02) - 砂田橋駅 (Y03) - 守山駅 (Y04)
駅周辺
駅周辺の施設
- 名古屋大学大幸キャンパス
- 名古屋大学医学部附属病院大幸医療センター
- 名古屋市上下水道局 鍋屋上野浄水場
- 名古屋市上下水道局 宮前ポンプ所
- 愛知教育大学附属名古屋小学校・愛知教育大学附属名古屋中学校
- 名古屋市立砂田橋小学校
- 名古屋市立矢田中学校
- 名古屋学院 名古屋中学校・高等学校
- 至学館高等学校
- サンコート砂田橋(旧県営大幸団地)
- 名古屋ハートセンター
- マックスバリュ砂田橋ショッピングセンター
- 大幸球場(現存せず)
- 矢田川
神社仏閣
バス路線
- 名古屋市営バス「砂田橋」バス停
- 幹砂田1 大森車庫 - 砂田橋 - 池下
- 名駅15 名古屋駅 - 砂田橋
- 千種11 千種駅前 - 砂田橋
- 茶屋12 池下 - 砂田橋 - 猪子石団地・汁谷東
- 東巡回 大曽根 - 砂田橋 - 茶屋ヶ坂
- 森.大 大森車庫→砂田橋→大曽根
地下鉄開通前は、多数の系統が数多く運転されていたため、駅北方に広い面積のバスの転回場があった。現在はその面積が半減したものの転回場そのものは残っている。
利用状況
年度 | 地下鉄乗車人員(人/日) | ゆとりーとライン乗車人員(人/日) |
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2000年(平成12年) | 4,514 | |
2001年(平成13年) | 4,873 | 307 |
2002年(平成14年) | 5,531 | 350 |
2003年(平成15年) | 6,192 | 596 |
2004年(平成16年) | 5,172 | 915 |
2005年(平成17年) | 6,056 | 1,220 |
2006年(平成18年) | 6,418 | 1,255 |
2007年(平成19年) | 6,547 | 1,231 |
2008年(平成20年) | 6,641 | 1,310 |
2009年(平成21年) | 6,617 | 1,240 |
2010年(平成22年) | 7,183 | 1,385 |
2011年(平成23年) | 1,376 |
乗車人員(人/日)は、年度別乗車人員を、その年度の暦日で除したもの(小数点以下四捨五入)