嵯峨野観光鉄道嵯峨野観光線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年7月18日 (金) 03:41時点における210a (トーク)による版 (top)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索
テンプレート:UKrail-headerテンプレート:BS-datenテンプレート:BS-tableテンプレート:BSテンプレート:BS5テンプレート:BS5テンプレート:BS5テンプレート:BS5テンプレート:BS5テンプレート:BS5テンプレート:BS3テンプレート:BS3テンプレート:BS3テンプレート:BS5テンプレート:BS5テンプレート:BS5テンプレート:BS5テンプレート:BS5テンプレート:BS5テンプレート:BS5テンプレート:BS5テンプレート:BS5テンプレート:BS5テンプレート:BS5テンプレート:BS5テンプレート:BS5テンプレート:BS5テンプレート:BS5テンプレート:BS5テンプレート:BS5テンプレート:BS5テンプレート:BS5テンプレート:BS5

|} 嵯峨野観光線(さがのかんこうせん)は、京都府京都市右京区トロッコ嵯峨駅から京都府亀岡市トロッコ亀岡駅までを結ぶ嵯峨野観光鉄道鉄道路線である。

概要

電化複線化のため、1989年平成元年)にルートが変更された山陰本線嵯峨嵐山駅 - 馬堀駅間の旧線を活用して、1991年(平成3年)からトロッコ列車が運行されている。けいてつ協會『しられざる鉄道』(JTB, 1997年)によると日本初の純粋な観光専用鉄道とされる。当初の需要予測では、それほど乗客はいないか、あっても物珍しさのある開業後数年間だけで、早晩今日のローカル線のような状況になると思われていた。

だが、いざ開業してみると、その悲観的な予想は大きく覆った。風光明媚な山陰本線旧線を走るということや、嵐山嵯峨野といった有名観光地がそばにあったこと、保津川下りと周遊できることや、さらに観光客を魅せる沿線作り、何よりユニークな車内放送や案内などを駆使した嵯峨野観光鉄道従業員の努力も相俟って、いつの間にか「嵐山の観光といえばトロッコ列車」といわれるほどメジャーなものとなり、年間(冬期の2か月は休止)100万人程の乗客を集めるようになった。近年では外国人団体客の利用も目立つ。

保津峡に沿った風光明媚な区間を走る。車窓からは春には嵯峨野観光鉄道社員が植えた、秋には紅葉が見られる。亀岡への往路に嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車、復路に保津川下りの船と組み合わせて乗る観光客も見られ、そのため春・秋の観光シーズンでも亀岡から嵯峨方向の列車の方が比較的予約しやすい。

路線データ

嵯峨野観光線の線路は現在もJR西日本の所有であり(戸籍上もJR西日本の路線としては全区間が山陰本線)、嵯峨野観光鉄道がこれを利用して鉄道事業法上の第二種鉄道事業者として列車を運行している。トロッコ嵯峨駅 - トロッコ嵐山駅間に山陰本線との一部共用区間があり、トロッコ亀岡発の列車は山陰本線の下り線を逆走する形で運転する。なお、嵯峨野観光鉄道はJR西日本の完全子会社である。

運行形態

すべてトロッコ嵯峨駅 - トロッコ亀岡駅間の折り返し運転で、水曜日(休日・行楽期除く)ならびに冬期(12月30日から2月末日)は運休する。車両関係は営業線内に保守設備を持たず予備のない1編成のみのため、冬期運休期間内に親会社のJR西日本の車両基地へ保守や検査に出されることもある。

運賃は均一制で2014年4月現在大人620円、小人310円である[1]。座席は全席指定で、前売り券一般発売は1か月前よりJR西日本の主な駅のみどりの窓口などで実施される。なお、団体発売は別枠で受付。トロッコ各駅での前売り販売はない。また、5号車「ザ・リッチ」は次項で記述する理由により前売りは行わない。

また、トロッコ嵯峨駅・トロッコ嵐山駅・トロッコ亀岡駅での当日発売もあって、先着順で発売されるが、春や紅葉シーズンなどの繁忙期は、平日であってもJRでの前売りだけでほとんどの列車の着席券が売り切れる。トロッコ各駅での当日券は号車指定の立席券も発売されるが、これもシーズン中は早い列車からすぐに売り切れて行くので、シーズン中の当路線の利用に予約は必須なのが現状である。

11月など、秋の遅い時期のトロッコ亀岡発の最終列車は17時を過ぎ、日没により暗くなるため「ライトアップ列車」として、路線沿いの紅葉をライトアップしている。京都では叡山電鉄でも行っているサービスである。ただ、渓谷の展望は得がたいので嵯峨方面からの往復乗車により、明るいうちの行きに展望を眺めるのが一般的である。

車両

車両はトキ25000形無蓋貨車の改造車5両編成 (SK300-1+SK100-1+SK100-11+SK100-2+SK200-1) で、トロッコ嵯峨寄りにDE10形ディーゼル機関車(DE10 1104またはDE10 1156)を連結する。機関車次位のSK300形は、「ザ・リッチ」と称する側板や床まで素通しとした「特別車」である。この車両は雨天時には客を乗せられないため、指定券は前売りされず当日販売のみとなっている。トロッコ亀岡寄りのSK200形には機関車を遠隔制御する推進運転用の運転台を装備する。 5号車(「ザ・リッチ」)以外の車両には、閉開式の窓がある。なお、この「ザ・リッチ」を3月や11月の気温の低い日に利用する際は、厚着するなどの配慮が必要である。

貨車を改造した客車であるため振動が大きい。

歴史

  • 1899年明治32年)8月15日京都鉄道が嵯峨駅(現在の嵯峨嵐山駅) - 園部駅間を開業
  • 1907年(明治40年)8月1日:国有化
  • 1987年昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道に承継
  • 1989年平成元年)3月5日:山陰本線の嵯峨駅 - 馬堀駅間を複線の新線に切り替え、旧線の列車運行廃止
  • 1991年(平成3年)4月27日:山陰本線旧線を嵯峨野観光鉄道嵯峨野観光線としてトロッコ嵯峨駅 - トロッコ亀岡駅間が開業、トロッコ列車を運転開始
  • 2013年(平成25年)9月16日:未明からの大雨と台風18号により、倒木や線路への土砂の流入が見つかり18日まで全区間で運休。19日より運行再開したがトロッコ保津峡駅については駅に接続する吊り橋が破損しているため当分の間営業休止。
  • 2014年(平成26年)6月27日:吊り橋が復旧しトロッコ保津峡駅の営業再開[2]

駅一覧

トロッコ嵯峨駅 - トロッコ嵐山駅 - トロッコ保津峡駅 - トロッコ亀岡駅

接続路線

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:Sister

テンプレート:Coor title dms
  1. テンプレート:PDFlink - 嵯峨野観光鉄道、2014年3月10日(2014年4月7日閲覧)
  2. トロッコ保津峡駅が再開 台風禍で損壊のつり橋復旧 - 京都新聞、2014年6月27日