世界三大料理

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伝統的な定義

世界三大料理(英: The Three Grand Cuisines )は、伝統的には中華料理フランス料理トルコ料理を指す[1][2][3][4]。いずれも広大な領土の大帝国における宮廷料理として発展した背景があり、食通侯や皇帝が、領土内の各地方・各民族の料理法を糾合し、珍味の食材を蒐集し、また国富を背景に多くの料理人を召し抱えて腕を争わせた結果、多彩で豪華な料理文化が発達した共通の歴史を持つ。

ただし、上の伝統的な定義は歴史的・文化的な要素を含め、主に欧州の料理研究家などにより昔から言われてきたものであるため、現代の世界的な知名度や評価とは必ずしも一致しない。

現代における論争

かつて19世紀後半から20世紀初頭にかけ、欧州ではトルコ料理がオリエントブームを背景に流行し、コーヒーを飲む習慣などヨーロッパの食文化に与えた影響も大きかったが、現在は世界的にトルコ料理よりイタリア料理などのほうが著名になってしまったため、何料理を現代の「大料理」とするかは活発な議論の対象である。現在でも年ごとに数多くの媒体でレストランの格付けや料理の人気投票が行われ話題を集めている。しかしながら料理の優劣は本来が証明できる性質のものではなく、主観的評価やその時代の流行を反映するものに過ぎないため、媒体により大きく意見が異なるのが現状である。

2011年7月にCNNが公表した「世界の料理の美食ランキング50」では、世界1位はタイ料理のマッサマンカレー、2位にイタリア料理のナポリ・ピザ、3位にメキシコ・チョコレートが選ばれた[5]。中華料理、フランス料理、トルコ料理はトップ3にランクインされておらず、特にトルコ料理は50大料理の圏外である。またレストラン格付けで世界的権威をもつミシュラン・ガイドにおいても、星を獲得し一流と評価されている店はフランス料理、日本料理、中華料理、イタリア料理、インド料理などが多く、トルコ料理はきわめて少なくなっている。

脚注

テンプレート:Reflist

テンプレート:料理
  1. THE OTTOMAN CUISINE : One of the renowned three cuisines トルコ政府観光局公式サイトテンプレート:En icon。オスマン(トルコ)料理が世界三大料理の一つである由来について述べ、トルコ料理の歴史・文化的背景やメニューの全体像について記述する
  2. 世界の「ふしぎ雑学」研究会「世界の三大料理」『図解 世界の「三大」なんでも事典』王様文庫、三笠書房、2007年11月、pp.110?113。 ISBN 978-4837963790
  3. Turkey Travel Information and Country Guide
  4. Among The Greatest Cuisines, Turkish Is A Delight
  5. CNN : World's 50 most delicious foods