ブリザードYuki

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テンプレート:Sidebar with collapsible listsブリザードYUKI』(ブリザードユキ)は、原案・吉岡平、作画・安西真(すたじお実験室)の漫画作品、および主人公の女子プロレスラーのリングネーム。

角川書店発行の月刊少年エース1995年まで連載された。全日本女子プロレスとのタイアップにより、同名の覆面レスラーが実際に活動してメディアミックス展開された。

登場人物

桂木雪(かつらぎ ゆき)/ブリザードYuki
古流柔術を使用する正体不明の覆面プロレスラー。
寺西新平
関東スポーツ週刊女子プロレス編集部所属のカメラマン・記者。
ハルク本郷
ブリザードYukiのデビュー戦の相手を務める。
サタン蝶子
ミッキー・フォース
レスリング出身で七色のスープレックスが武器。必殺技は七種のスープレックスを順番に放ち、最後にサイドスープレックスを放つ、レインボーデスロード。
ネリー・M・シン
ネリー・マーク・シン、インド出身のプロレスラー。ヨーガの秘儀により無類のスタミナを誇る。必殺技はプラーナボンバー。
桂木ユリ
雪の母親で、伝説的なプロレスラーだったがプロレス界を追放され現在は行方不明。
おじいさま
雪の祖父で桂木流柔術の道場を構えており、古流の大家として知られている。プロレスが嫌い。

必殺技

雷電
相手の両腕をクロスして掴んでその腕ごと相手を担いで投げる技。二本背負い投げ
疾風
震電
ミッキー・フォース戦のために山篭り特訓をして身につけた技。掴みにくる相手の腕をクロスさせて掴み、自分の頭を相手のわきの下に入れるようにして持ち上げ、ブリッジして相手の頭をマットに叩きつける技。良く似た技として豊田真奈美等が使っていた「ダブルクロスアームサルト」(クロスアーム式ダブルリストアームサルト)がある。
氷月斬
空中から襲い掛かる選手の頭頂部に後ろ回し蹴り、後頭部に上部から膝を落とし、最後に延髄に肘を叩き込む空中連続技。
楊身極
向かい合った状態から右手で相手の左腕を捻るようにして掴んで極め、股間に左手を差し込み担ぎあげ、後方に投げ落とす技。

プロレスラー

漫画とのタイアップということでブリザードYUKIをデビューさせることとなり、複数の候補者の中から長身で空手の経験を持つ長谷川咲恵に白羽の矢が立つ。1994年に東京ドーム大会の対吉田万里子戦でデビューする。しかし、入場の際の演出においてスタントマンが負傷、自身もリングインの際に失敗したことから調子を崩し、不本意な試合となり試合後もコメントなしとなった。その後ブリザードYukiというキャラクターを演じることができず、引退となった。

2002年には2代目(西尾美香)も誕生した。

必殺技

古流の使い手という設定を活かすため、ソバットや裏投げなどの技に依らず、いくつかの専用技を開発、使用した。

  • 跳龍
ノータッチ・トペ・コン・ヒーロ、場外の相手に向かってリング内から助走をつけ、トップロープを(ロープに接触することなく)飛び越えて前方回転しつつ背中から相手に体当たりを仕掛ける技。
  • 飛天
コーナーポスト最上段からひねりを加えてのローリング・セントーン。

その他、途中で軌道を変えてのハイキックや、相手の足を挟んで転がした後に足を振り上げて延髄にかかとを落とすなどの技も使う。

ゲーム

テンプレート:Infobox美少女レスラー列伝 ブリザードYuki乱入!!』は、1996年にスーパーファミコン用に発売されたゲーム。ブリザードYukiを含む複数の主人公から一人を選んで育成する。育成したキャラに試合を行わせるのだが、プレイヤーは簡単な指示を出すのみである。ストーリーモードはマルチシナリオ、マルチエンディングでプレイヤーの選択や試合の勝敗などによって展開が変わる。

原作漫画のキャラのみならず、レッスルエンジェルスのキャラが登場し、世界設定も同ゲームのものにより近い。作中の年代はレッスルエンジェルスV1をベースとしており、登場キャラもそこからセレクトされている。ストーリーの分岐次第では、シリーズを通してラスボス的存在として君臨している覆面レスラー、ダークスターカオスの正体に関わるという意外性のあるシナリオも存在する。

また、あらかじめリストアップされた代表的な選手の中から好きな選手を5人選んで勝ち抜いて行くサーキットモードの最後には、PC版レッスルエンジェルス2からSPECIALまでの歴代主人公キャラ(3からは金森麗子が登場。なぜかSPECIALの大高はるみの名前は大高なるみに変更されている)を集めたチームが登場するというファンサービスもある。

関連項目

参考資料

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