STS-1

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox Space mission STS-1は、人類初のスペースシャトル計画のミッションである。1981年4月12日コロンビアアメリカフロリダ州ケネディ宇宙センターから打ち上げられ、同年4月14日カリフォルニア州エドワーズ空軍基地に帰還した。コロンビア号は高度307キロメートルの軌道上を36回にわたって周回した。

乗員

予備乗員

ミッション内容

経過

ファイル:ColumbiaEdit.jpg
コロンビアの打上げ

1981年4月12日、人類初のスペースシャトルの打上げが行われた。ジョン・ヤング機長とロバート・クリッペン操縦士の2人の宇宙飛行士が乗船したコロンビアは、東部標準時7時00分(協定世界時12時00分)にアメリカフロリダ州ケネディ宇宙センター39番A発射台から打ち上げられた。当初コロンビアは4月10日にケネディ宇宙センター24番A発射台から打ち上げられる予定であったが、コロンビアの汎用コンピュータの1つに不具合が発見されたため、2日後の4月12日に延期された。

主要任務は、スペースシャトルのシステム全体を点検すること、軌道上を安全に周回すること、そして地上へ無事に帰還すること、の3つであった。そしてこれらの任務はすべて達成され、宇宙船としてのスペースシャトルの能力が確認された。

コロンビアは軌道を36周し、1981年4月14日太平洋標準時10時21分(協定世界時18時21分)に、カリフォルニア州エドワーズ空軍基地23番滑走路に着陸した。

帰還後のコロンビア号のオービタからは16枚の耐熱タイルが剥がれ落ち、148枚の耐熱タイルが損傷していた。

外部リンク

テンプレート:Space Shuttle Columbia