CREATIVE OFFICE CUE

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テンプレート:Infobox テンプレート:Infobox テンプレート:Infobox CREATIVE OFFICE CUE(株式会社クリエイティブオフィスキュー、テンプレート:Lang-en-short)は、北海道札幌市に本拠を置く、芸能事務所。北海道内で活動するローカルタレントが所属し、全国進出を果たした人物も所属する。

会社概要

現在は鈴井貴之の妻である鈴井亜由美が代表取締役社長を、初代社長だった鈴井貴之が取締役会長を務めている。社名の「CUE」(キュー)には、「北海道エンターテインメント界にキューを出す」という意味が込められている。

当初は鈴井夫妻と鈴井が主宰していた劇団OOPARTSの個人事務所として設立されたが、1997年に鈴井以外のタレントも擁する形で新たに芸能事務所として設立された。

大泉洋安田顕などといった芸人顔負けのキャラクター性を持つタレントが所属している事務所なので、大泉は「お笑い事務所」と評していて、会長の鈴井貴之もその旨を認めている[1]。俳優だけではなく、お笑い芸人のオクラホマも所属している。大泉は、鈴井夫妻について「タレントという文化が根付かなかった北海道で、やってこれたのは社長と副社長のおかげで尊敬しているし、感謝している」と評している。

沿革

  • 1992年2月: 鈴井貴之・亜由美夫妻の個人事務所として創設される。
  • 1997年4月22日: 芸能事務所「CREATIVE OFFICE CUE」を設立する。
  • 2000年: 鈴井貴之が監督を務める映画『man-hole』の制作に関連して、映画制作を手掛ける傘下企業として「有限会社マンホールフィルム」を設立する。
  • 2004年: 自社ビルを北海道札幌市中央区大通東8丁目に竣工する。
大手芸能事務所・アミューズとの業務提携を行う。
同年12月に東京で開催された演劇『LOOSER-失い続けてしまうアルバム-』アンコール公演は提携後初の事業である。
  • 2007年6月30日-7月1日: 北海道夕張市マウントレースイスキー場にてGLAY樋口了一など北海道に縁のあるバンド・ミュージシャンが多数参加した野外ロック・フェスティバル「CUE MUSIC JAM-BOREE in ゆうばり」を開催する。
  • 2008年10月: 新社屋を北海道札幌市中央区北2条東3丁目に竣工し、本社機能を移転する。同時に多目的ホール「cube garden」を開設する。
  • 2012年8月1日: それまで社長を務めてきた鈴井貴之が会長に就任し、同時に副社長であった鈴井亜由美が新社長に就任する。

所属者一覧

タレント

アーティスト

クリエイター

過去の在籍者

タレント
  • 村山秀幸(「オフィスキューネクストジェネレーション2003」により契約→脱退)
  • 川島直樹(映画『river』出演を機に契約→2006年9月30日付で脱退し芸能界を引退)
  • 宮崎奈緒美(「オフィスキューネクストジェネレーション2003」により契約→2009年3月31日付で脱退)
  • 飯野智行(劇団イナダ組、2005年契約→2010年3月31日付で脱退)

OFFICE CUE関連項目

北海道内

劇団

演劇ユニット

飲食店経営

飲食店事業として札幌市内に飲食店を3店舗経営していたが、2005年3月末日をもって終了した。

  • フーコック(ベトナム料理) - 元従業員が独立して営業
  • はしや(和食居酒屋)
  • スーア(東南アジア料理)

多目的ホール経営

2008年10月に竣工した新社屋内に多目的ホール「cube garden」を同年10月11日に開設した。

  • OFFICE CUE主催のライブ・舞台・演劇なども行われる。

その他

  • 2005年11月6日の北海道新聞朝刊(全道版)に企業広告を掲載した。見開き2面を使用した大胆なもので、「鈴井貴之が大泉ばりのもじゃもじゃ頭で箪笥になる」という、強烈な印象を与えるものであった。
  • 2006年8月4~20日にかけて、札幌パルコにて「CUE×PARCO SUMMER EXPO」を開催した。内容は過去の資料や衣装などを展示する「CUE展」やビアガーデンなどで、初日には安田・音尾・大下を除く所属タレント全員が参加し、平日にもかかわらずファン350人が詰め掛けた。
  • 2年に1回、所属タレントが総出演してその年のテーマに沿った歌や芝居などを行うというファン向けのライブイベントCUE DREAM JAM-BOREE(通称:ジャンボリー・CDJ)を開催している。これまで2002年(札幌・旭川・函館)、2004年(札幌・旭川)、2006年・2008年・2010年・2012年・2014年(札幌)と計7回を開催しており、2004年・2006年・2008年・2010年・2012年の公演はDVDとして発表されている。

注釈

  1. 『ドラバラ鈴井の巣』「ホワイトストーンズ2・秘蔵メイキング集第2夜」において、大泉は「たまに映画も撮るお笑い事務所」と評している。

外部リンク

テンプレート:アミューズ