570年代

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570年代は570年から579年までの10年間を指す。

できごと

  • 571年 - 新羅に使いを遣わし、任那(みまな)滅亡の理由を問う。欽明天皇、任那再興の詔を遣わして没する(紀)。
  • 572年
    • 4月3日 - 渟中倉太珠敷皇子、敏達天皇として即位( - 585年9月14日(敏達天皇8月15日))。
  • 572年 - 王辰爾(わうじんに)、高句麗上表文を解読する。高句麗の使人、帰国する(紀)。
  • 574年 - 高句麗の使人、越に来着し、上京する。蘇我馬子吉備に使わし、白猪屯倉(しらいのみやけ)と田部を充実させ、田部の名籍を白猪史胆津(いつ)に与える(紀)。
  • 575年 - 新羅と任那に使いを送る。新羅、多々羅・須奈羅・和蛇・発鬼の四邑の調を献ずる(紀)。
  • 576年 - 3月、敏達天皇、豊御食炊屋姫尊を皇后とする(紀)。
  • 577年
    • 北周が北斉を滅ぼし華北(中国北部)を統一する。
    • 日祠部(ひのまつりべ)・私部(きさいちべ)を置く。百済に使いを遣わす。百済の威徳王、経綸と律師・禅師・比丘尼・呪禁師・造仏工・造寺工の6人を贈る(紀)。
  • 578年 - 四天王寺建立のため、聖徳太子の命を受けて百済より三人の宮大工が招かれ、その宮大工の一人、金剛重光が「金剛組」を創業。
  • 579年 - 新羅、調と仏像を贈る(紀)。