湿原

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湿原(しつげん、テンプレート:Lang-en-short[1][2]bog[2])とは、草原が広がっている湿地帯を指す。

概要

主に、過湿な環境下で生育する草本蘇苔類に覆われた場合を指すことが多い。似た言葉に湿地というものがあるが、湿地は浅い湖沼水田といった陸地以外の場所も含んだ広義なものである。湿原は主に浅い湖沼やなどが次第に土壌で埋まり陸地化したものである。

湿原では土壌や表面の水分の栄養分が乏しいか、栄養分があったとしても地表にあまり染み出ないなどの特徴から、大型の樹木などが生育せず、コケ類がよく生育する。また、希少な野生の動植物が多く生息している。

北欧シベリアアラスカなどの極寒地に多く見られる。

日本の湿原

日本では北海道東北地方などに大規模なものが見られる。谷地田代と呼ばれる場合もある。なお、日本の湿原の約6割程を占める北海道の釧路湿原は、釧路湿原国立公園の保護地域となっている。この日本で最大の釧路湿原は、1980年6月に日本で最初にラムサール条約の登録湿地となった[3]

代表的な湿原

脚注

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参考文献

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関連項目

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  1. テンプレート:Cite book
  2. 2.0 2.1 テンプレート:Cite book
  3. テンプレート:Cite web