風間喜代三
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風間 喜代三(かざま きよぞう、1928年12月8日 - )は、日本の言語学者、東京大学名誉教授。
略歴
東京生まれ。1952年東京大学文学部言語学科卒業、高津春繁の指導を受け、比較文法学を研究。ウィーン大学留学、名古屋大学助教授、東京大学文学部助教授を経て教授。
1978年10月には論文「印欧語の親族名称の研究」で東大文学博士。
89年東京大学を停年退官、名誉教授、法政大学第一教養部教授を99年まで務めた。
日本における比較言語学の第一人者のひとりとして印欧語の語源研究などにも携わっている。
甥の風間伸次郎も言語学者(ツングース満州諸語)であり、東京外国語大学教授。
著書
単著
- 『言語学の誕生 比較言語学小史』(1978、岩波新書)
- 『印欧語の親族名称の研究』 岩波書店 1984、博士論文の改訂
- 『ことばの生活誌-インド・ヨーロッパ文化の原像へ』(1987、平凡社選書)
- 『ことばの身体誌-インド・ヨーロッパ文化の原像へ』(1990、平凡社選書)
- 『印欧語の故郷を探る』(1993、岩波新書)
- 『ラテン語とギリシア語』(1998、三省堂)
- 『ラテン語・その形と心』(2005、三省堂)
- 『オウィディウスでラテン語を読む』三省堂、2013
共著書
翻訳
関連項目
- 高津春繁 『比較言語学入門』を解説、岩波文庫 1992テンプレート:Academic-bio-stub