霞城公園

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霞城公園(かじょうこうえん)は、山形市の中心部にある城址公園

ファイル:Mogami-Yoshimitsu.JPG
霞城公園内の最上義光の銅像

概要

霞城公園は、市街地の中に突然に現れる一辺500mほどの広大な緑地で、山形城址二の丸の堀と石垣などの遺構を中心とした範囲を公園としたもの。人工衛星からの画像でも、その輪郭がはっきりとわかる山形市のシンボル的な構造物。なお山形城址は三の丸まである平城だったが、三の丸の堀は埋められてほとんど面影を残していない。霞城(かすみじょう)、霞ヶ城(かすみがじょう)は山形城の別名。 テンプレート:See also

施設

霞城公園は市民の憩いの場となっており、さまざまな公的な施設が設置され、各種スポーツ大会などに利用されている。

今後、史跡として整備するため、スポーツ施設を中心に撤去される予定である。2008年12月現在、撤去されたのは、市民プール、サッカー場。当分の間の存続が決定した施設は、武道館(1F合宿場・2F柔道場・3F剣道場)である。

史跡

  • 史跡として、山形城の復元が資料に基づいて進められている。
  • 既に東大手門の復元が完了しており、幕末当時の風景を再現している。

見どころ

桜の名所として知られる。石垣に植えられた桜はライトアップされて堀の水面に映り込む。桜の季節には、公園に隣接して走る奥羽本線が、観桜のために速度を落として通行する。

周辺の施設

交通

関連項目

外部リンク