阿部正識

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阿部 正識(あべ まさつね)は、江戸時代中期の武蔵忍藩主。忠秋系阿部家7代。

明和元年(1764年)、阿部正敏の長男として生まれる。天明2年(1782年)に将軍徳川家治に初めて御目見し、従五位下美作守に叙任された。その後、天明7年(1787年)に父・正敏の死去に伴い、阿部家を相続、豊後守に叙される。しかし病弱のため子もなく、寛政8年(1796年)に33歳で紀州藩から養子・正由を迎えて隠居した。

享和3年(1803年)死去。享年40。絵画や書に長けていた。

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