若合春侑

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若合 春侑(わかい すう、1958年8月11日 - )は、日本作家。本名:山野辺 優子(やまのべ ゆうこ)。宮城県塩竈市出身。仙台白百合学園高校から東北学院大学経済学部経済学科を経て國學院大學文学部神道学科卒業。

1998年に、「腦病院へまゐります。」で第86回文學界新人賞を受賞。同作は第119回芥川賞候補作となる。同年、「カタカナ三十九字の遺書」で第120回芥川賞候補、1999年、「掌の小石」で第121回芥川賞候補となる。2002年、「海馬の助走」で野間文芸新人賞を受賞。

2010年10月、若合春有に改名。

作品リスト

  • 腦病院へまゐります。
    • 1999年7月発売、文藝春秋、ISBN 978-4163185606
    • 2003年7月発売、文春文庫、ISBN 978-4167656706
  • 世閒樣かくありき
    • 2001年9月発売、集英社、ISBN 978-4087745474
  • 無花果日誌
    • 2002年3月発売、角川書店、ISBN 978-4048733540
    • 2005年7月発売、角川文庫、ISBN 978-4043794010
  • 海馬の助走
    • 2002年9月発売、中央公論新社、ISBN 978-4120033117
  • 蜉蝣
    • 2003年7月発売、角川書店、ISBN 978-4048734707
  • バハミアン通信
    • 2009年4月〜9月、ネット連載、未出版

外部リンク

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