筆ペン

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筆ペンの穂先

筆ペン(ふでペン)は、本体の軸部にインクを内蔵している毛筆を模した形状を持つペンである[1]。 歴史としては1972年に「セーラー万年筆」が開発しているが、改良を重ねヒット商品として育成し、初めて商業的成功を収めた企業は呉竹精昇堂(現:呉竹)である。呉竹のウェブサイトでも1972年には既に他社が商品を開発していたことを記載している[2]

細い合成樹脂を束ねて作られた筆先に、軸に内蔵されたインクを供給する構造となっているものが一般的であるがテンプレート:要出典範囲筆先が太くてしなる、筆のように使えるフェルトペンになっているものもあり毛筆よりも扱いや手入れが簡単である。また、毛筆よりも筆先のこしが強いものが多い。

インクは染料顔料がある。

カートリッジ式になっており取り換えができる品もある。

脚注

  1. 意匠分類定義カード(F2) 特許庁
  2. 筆ぺん誕生秘話