積水化成品工業

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積水化成品工業株式会社(せきすいかせいひんこうぎょう、Sekisui Plastics Co., Ltd.)は、発泡樹脂(EPS=発泡スチロール)を製造する最大手の企業である。

概要

筆頭株主が積水化学工業であるため積水グループに属する。連結子会社・持分法適用会社には積水化成品山口、湘南積水工業、積水化成品北海道、技研化成などがある。

沿革

  • 1958年(昭和33年)10月
    • 本店を大阪市北区宗是町1番地に設置し、積水スポンジ工業株式会社を設立。
    • 本社事務所及び奈良工場を奈良県奈良市南京終町に設け発泡性ポリスチレンビーズ及び塩ビ発泡事業に着手。
  • 1960年(昭和35年)4月 - 発泡性ポリスチレンビーズの製造、販売を開始。
  • 1961年(昭和36年)
    • 2月 - 東京営業所を東京都港区に設置。
  • 1961年(昭和36年)
    • 9月 - 茨城県古河市に関東工場設置。
    • 10月 - 本社事務所を大阪市北区堂島浜通に移転。
  • 1962年(昭和37年)7月 - 発泡ポリスチレンシートの製造、販売を開始。
  • 1963年(昭和38年)
    • 3月 - 文化企業株式会社の商号を積水スポンジ工業株式会社に改称。
    • 6月 - 株式額面変更のため積水スポンジ工業株式会社(新商号)を存続会社としてに積水スポンジ工業株式会社(旧商号)に吸収合併。
    • 8月 - 発泡ポリウレタンフォームの販売を開始。
  • 1964年(昭和39年)9月 - 大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。
  • 1966年(昭和41年)11月 - 奈良県天理市に天理工場設置、発泡ポリスチレンシートの製造を開始。
  • 1968年(昭和43年)8月 - 発泡ポリエチレンフォームの製造、販売を開始。
  • 1969年(昭和44年)10月
    • 商号を積水化成品工業株式会社に変更。
    • 本店を奈良市に移転し、本社事務所を大阪市に設置。
    • 滋賀県甲賀市に滋賀工場設置、発泡性ポリスチレンビーズの製造を開始。
  • 1973年(昭和48年)4月 - 東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
  • 1976年(昭和51年)7月 - 北海道エスレン株式会社を設立。(現 連結子会社)
  • 1978年(昭和53年)
    • 4月 - 大分県中津市に大分工場設置、発泡ポリスチレンシートの製造を開始。
    • 9月 - 東京・大阪両証券取引所市場第一部に指定。
  • 1981年(昭和56年)4月 - 茨城県猿島郡境町に境工場(現 茨城境工場)設置、押出発泡ポリスチレンボードの製造を開始。
  • 1989年(平成元年)9月 - 岡山県笠岡市に岡山工場設置、発泡ポリスチレンシートの製造を開始。
  • 1993年(平成5年)4月 - 原聚化学工業股份有限公司に資本参加。(現 連結子会社)
  • 1994年(平成6年)
    • 4月 - 茨城県筑西市に茨城下館工場設置、発泡ポリスチレンシートの製造を開始。
    • 12月 - 技研化成株式会社を買収。(現 連結子会社)
  • 1995年(平成7年)
    • 7月 - 本店を現在地である本社事務所に移転。
    • 8月 - 奈良市による土地収用により奈良工場を閉鎖。
  • 2004年(平成16年)6月 - 天津積水化成品有限公司を設立
  • 2006年(平成18年)1月 - Sekisui Plastics U.S.A.,Inc.を設立。(現 連結子会社)
  • 2007年(平成19年)
    • 6月 - Sekisui Plastics Europe B.V.を設立。(現 連結子会社)
    • 12月 - 積水化成品(蘇州)科技有限公司を設立。(現 連結子会社)
  • 2010年(平成22年)3月 - 押出発泡ポリスチレンボード事業を譲渡。

事業所

関連項目

外部リンク

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