稲船敬二

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テンプレート:存命人物の出典明記 テンプレート:Infobox 人物 稲船 敬二(いなふね けいじ、1965年5月8日 - )は日本ゲームクリエイターキャラクターデザイナー実業家株式会社comceptおよび株式会社intercept代表取締役

来歴

カプコンへ入社

大阪府岸和田市出身。大阪デザイナー専門学校を卒業後[1]イラストレーターとして株式会社カプコンへ入社。初仕事は1987年の『ストリートファイター』だった。その後まもなく、任天堂ファミリーコンピュータゲームソフトのプロジェクトに就き、『ロックマン』のキャラクターデザインを担当。その後、その2作品のキャラクターはカプコンの中心的キャラクターとなり、稲船自身は『ロックマン』シリーズのディレクションを担当するようになった。また、『バイオハザード2』、『鬼武者』、『ロックマンエグゼ』シリーズのプロデュースも担当し、大ヒットを記録した。

エアーマンが倒せない』をきっかけに『ロックマン9 野望の復活!!』で使用した素材をフリーで使用可能にするなどのサービスも行った。2010年には稀代のゾンビ映画好きが高じ、プロデュースしたゾンビゲーム『デッドライジング2』プロモーションの一環として、映画『屍病汚染 DEAD RISING』を初監督した。

2010年8月2日放送の『カンブリア宮殿』に出演した際「どんな判断や?」「金、ドブに捨てる気か?」と発言したことがインターネット上で話題となり、「どん判金ドブ」と略されて流行した[2]。この語は、ネット流行語大賞2010にノミネートされた[3]

カプコンを退社

2010年11月にカプコンを退社[4][5]。同年12月に株式会社comceptそして2011年1月株式会社interceptを設立し、両社の代表取締役に就任。また、著書『矛盾があるからヒットは生まれる~稲船流コンセプト仕事術~』や『どんな判断や!』[6]などを出版した他、「稲船塾」の開講といった若者などの育成にも取り組んでいる。

『海王』(ニンテンドー3DS)、『SOUL SACRIFICE』(PlayStation Vita)ではコンセプターを務める[7][8]

2013年にはKickstarterで『Mighty No. 9』を発表した[9]

略歴

  • 2006年10月2日 - 同日に設立された株式会社ダレット代表取締役社長に就任。
  • 2010年10月末 - 株式会社ダレット代表取締役社長、および株式会社カプコンの執行取締役を辞任。
  • 2010年12月1日 - 株式会社comcept設立。
  • 2011年1月12日 - 株式会社intercept設立。

主な作品

株式会社comcept

出典

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外部リンク

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  7. 海王(かいおう)公式サイト
  8. SOUL SACRIFICE ¦ プレイステーション® オフィシャルサイト
  9. テンプレート:Cite web
  10. GDC2012の稲船講演にて、本作のディレクターを三上真司と語っていたことに対し、神谷秀樹はtwitterで発売直前に稲船が突然エグゼクティブプロデューサーに就任しCM撮影に立ち会っただけと暴露している https://twitter.com/#!/PG_kamiya/status/178298091995283456