甲子温泉

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テンプレート:日本の温泉地 甲子温泉(かしおんせん)は、福島県西白河郡西郷村(旧国陸奥国明治以降は磐城国)にある温泉

アクセス

旅館無料送迎バス:新白河駅東口より13:20と16:00(要予約)

泉質

  • カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉

温泉街

国道289号から谷底へ細い道を下った先に、一軒宿の「大黒屋」が存在。足元湧出の混浴大岩風呂が有名である。

2009年に新築し冬も営業になった。(通年営業)

大黒屋の駐車場を抜けた先は甲子岳へ向かう登山道となっている。この登山道はかつて国道289号の未成区間(西郷村-下郷町間の6.9km)だったが、全国に散在する同様の区間の中で唯一国道標識が立てられていたため、酷道マニアの間では「登山道国道」として有名であった。現在は並行する甲子道路の開通に伴い国道の指定から外れ、標識も撤去されている。

歴史

1384年に州安和尚によって発見されたといわれる。1384年が甲子年であったことから、温泉の名称がそれに因んで甲子温泉となった。江戸時代になってから、元会津藩の浪人によって温泉宿が開かれた。松平定信もこの湯を好み、この地に別荘を築いた。

1961年には、この地から温泉を引湯して、新甲子温泉ができた。

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