浄化槽設備士

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浄化槽設備士(じょうかそうせつびし)は、公益財団法人日本環境整備教育センターが行う浄化槽設備士資格試験の合格者もしくは浄化槽設備士講習の修了者。
浄化槽法に基づく国家資格である。

概要

受験・受講資格

  • 資格試験
    • 8年以上の実務経験者
    • 大学の指定学科を卒業し1年以上の実務経験者(指定学科以外の者は、1年6ヵ月)
    • 短期大学、高等専門学校の指定学科を卒業し2年以上の実務経験者(指定学科以外の者は、3年)
    • 高等学校の指定学科を卒業し3年以上の実務経験者(指定学科以外の者は、4年6ヵ月)
    • 1級・2級管工事施工管理技士有資格者
    • 1級・2級配管技能士有資格者
  • 講習
    • 1級・2級管工事施工管理技士有資格者

試験

試験科目

学科試験
  1. 機械工学・衛生工学等
  2. 汚水処理法等
  3. 施工管理法
  4. 法規
実地試験
  1. 施工管理法

合格発表

  • 9月中旬に(公)日本環境整備教育センターのHP上で発表となっており、例年9月第2月曜日に行われる。

講習

講習科目

  1. 浄化槽概論
  2. 法規
  3. 浄化槽の構造及び機能
  4. 浄化槽の施工管理法
  5. 浄化槽の保守点検及び清掃概論
  6. 効果測定

〔注〕なお、浄化槽管理士の資格を有する者は、講習教科目の一部免除制度があり。

主旨

  • 浄化槽法第42条第1項第二号に規定する浄化槽工事に関して必要な知識及び技能に関する講習で、浄化槽設備士に係る講習等に関する省令第14条に基づき、国土交通大臣及び環境大臣より当教育センターが指定講習機関として指定され、実施するものです。

受講資格

  • 1級又は2級管工事施工管理技士の資格を有する者

受講料

  • 86,700円 (浄化槽管理士で講習教科目一部免除希望者 81,700円)

外部リンク

テンプレート:国土交通省所管の資格・試験