桃カステラ

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桃カステラ(ももカステラ)は、をかたどった長崎の郷土菓子

製法

桃にみたててハート形に切り取ったカステラ又はスポンジケーキ生地の上に、着色した砂糖をコーティングし、更にマジパン等で作った桃の葉や、などで作った枝を添えて、桃の形にした物である。

由来

桃は中国で古くから長寿の縁起物とされており、点心にも「寿桃」や「桃包」と呼ばれる、桃をかたちどった餡入り蒸し饅頭がある。桃カステラは、長崎の郷土菓子であるカステラをベースにしてそれを模した物である。ちなみに同県多良見町の伊木力遺跡から、日本最古とされる縄文時代前期の桃の種が出土している。

お祝い品として

長崎では、女児が初節句を迎える家庭から親戚知人にお返しとして送る、内祝いの品物として用いられて来たが、近年は節句の時だけでなく、宮参りや婚礼、出産祝い等の時にも縁起物として広く贈答されている。また、県外からの観光客が土産として求めることも少なくないため、一部の菓子店では年間を通じて販売している。


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