柴田義松
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柴田義松(しばた よしまつ、1930年 - )は、日本の教育学者。愛知県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。元東京大学、成蹊大学教授。元東京大学教育学部附属中学校・高等学校校長。現在東京大学名誉教授。専門は教授学。ウシンスキーの研究、ヴィゴツキーの『思考と言語』、『精神発達の理論』の邦訳、教育内容・教科内容と教材の区別を提起したことでその後の教授学研究に革新をもたらした。学習指導要領における「基礎」および「基本」に対する認識の重要性を説いた。諸外国の教科書の量と質について比較分析を行い、日本の教科書の分厚さが詰め込み教育を招くという議論を否定した。日本教育方法学会会長。総合人間学会副会長。ソビエト教育学の研究で有名。