柳本駅

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柳本駅(やなぎもとえき)は、奈良県天理市柳本町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)桜井線(万葉まほろば線)のである。

駅構造

相対式ホーム2面2線を持ち、交換設備を有する地上駅。下りホーム側に駅舎があり、互いのホームは跨線橋で連絡している。なまこ壁の外装をした、小さな木造駅舎が健在。

永らく業務委託駅であったが、2000年からは無人駅である。駅の管理は王寺鉄道部が行っている。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。自動券売機が設置されているほか、ICOCA等のICカード読取機(入場用・出場用)が設置されているが、普通乗車券用の自動改札機は設置されていない。

駅前にはタクシー乗り場がある。

柳本駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
駅舎側 テンプレート:Color万葉まほろば線 下り 桜井高田方面
反対側 テンプレート:Color万葉まほろば線 上り 天理奈良方面

※案内上ののりば番号は付けられておらず、駅自動放送でも「○番のりばに」の部分が「このホームに」と表現される。

利用状況

天理市統計情報によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1997年 1,016
1998年 1,002
1999年 988
2000年 932
2001年 883
2002年 786
2003年 758
2004年 747
2005年 753
2006年 770
2007年 753
2008年 763
2009年 755
2010年 751
2011年 726

駅周辺

  • 黒塚古墳 - 前方後円墳で地元民には《くろづか》という名称で親しまれ、かつては公園と一体となった子供達の遊び場だった。30枚以上の三角縁神獣鏡が発見されたことで知られる。邪馬台国の女王卑弥呼の墓だという説もあるが、まだよく分かっていない。見学会が催された時に臨時列車が大増発され、見学者が約1Kmにも及ぶ長蛇の列をなしたことがある。この時古墳のすぐ横の公園には黒塚古墳資料館が建てられたが、そこにはこの時発見された三角縁神獣鏡が保存されているわけではない。また、江戸時代は柳本陣屋の一部になっている。
  • 櫛山古墳
  • 行燈山古墳 (崇神天皇陵)
  • 渋谷向山古墳 (景行天皇陵)
  • 長岳寺
  • 龍王山 - 国道169号線を越えて東に進む。

歴史

隣の駅

西日本旅客鉄道
テンプレート:Color万葉まほろば線(桜井線)
テンプレート:Color快速(高田駅経由大和路線直通)・テンプレート:Color普通
長柄駅 - 柳本駅 - 巻向駅

関連項目

外部リンク

テンプレート:桜井線