松岡完

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松岡 完(まつおか ひろし、1957年 - )は、日本政治学者。専門は、アメリカ外交史。

熊本県生まれ。東京大学教養学部卒業、筑波大学大学院社会科学研究科で学び、法学博士号を取得。立命館大学国際関係学部助教授を経て、現在、筑波大学社会科学系教授。

著書

単著

  • 『ダレス外交とインドシナ』(同文舘出版, 1988年)
  • 『20世紀の国際政治――二度の世界大戦から冷戦の終焉まで』(同文舘出版, 1992年/改訂増補版, 2003年)
  • 『ワールドカップの国際政治学』(朝日新聞社, 1994年)
  • 『1961ケネディの戦争――冷戦・ベトナム・東南アジア』(朝日新聞社, 1999年)
  • 『ベトナム戦争――誤算と誤解の戦場』(中央公論新社[中公新書], 2001年)
  • 『ベトナム症候群――超大国を苛む「勝利」への強迫観念』(中央公論新社[中公新書], 2003年)
  • 『ケネディと冷戦ーベトナム戦争とアメリカ外交』 (彩流社、2012年)
  • 『ケネディとベトナム戦争――反乱鎮圧戦略の挫折』、錦正社、2013年

共編著

  • 広瀬佳一竹中佳彦)『冷戦史――その起源・展開・終焉と日本』(同文舘出版, 2003年)