東京海上日動あんしん生命保険

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東京海上日動あんしん生命保険株式会社(とうきょうかいじょうにちどうあんしんせいめいほけん)は、東京都中央区銀座五丁目にある保険会社東京海上ホールディングスグループの一員である。 1996年8月6日に、東京海上(当時)の100%子会社である東京海上あんしん生命保険株式会社として設立、2003年10月1日に日動生命と合併して現社名に商号変更し本社を銀座(旧日動本社ビル)に移転。設立7年目時点で契約件数100万件、9年4ヶ月目(2006年1月末)に200万件を達成している。

東京海上日動火災保険の代理店が主な販売チャネルである。

主力商品

  • 長割り終身(5年ごと利差配当付き低解約返戻金終身保険。保険料払込期間内の解約返戻金が70%と少ない)
  • 家計保障定期保険(責任世代向け。世帯主の万一後に遺族の子供が自立するまでの必要な生活費として逓減定期の保険金を給料形式で保障)
  • メディカルミニ(1入院120日間保障の医療保険)
  • がん治療支援保険(診断給付金が複数回)

不祥事

2005年10月後半、各生命保険会社から相次いで保険金および給付金の不当不払いが発表され、同年10月31日には同社における不払い事案の調査結果が発表された。件数にして5件、金額にして724万円の不当な不払いがあったとの結果であった。[1]

2007年に入ると、生命保険業界で不当不払い問題が新たに発覚し始めたため、同年2月1日に金融庁が日本の全生命保険会社(38社)に対して、2001年~2005年の5年間における不払いの実態調査を命令。同社は同年4月13日に調査結果を発表した。これによると、合計で1,026件、金額にして1億3,590万円が新たに不当不払いに該当していたことが判明した。なお、この調査結果は調査期日に間に合わせた中途結果であるので、この数値は確定的なものではない(今後、不払い件数や金額が増加する可能性がある)。[2]

関連項目

外部リンク

脚注

  1. 2005年10月31日 保険金・給付金のお支払いに関する再検証結果について
  2. 2007/4/13 保険金等のお支払いに関する調査結果と今後の対応について(pdf文書)

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