木村光江

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木村 光江(きむら みつえ、1955年7月12日 - )は、日本の法学者首都大学東京都市教養学部教授(都市教養学部法学系長)。専攻は刑法博士(法学)東京都立大学、2001年)(学位論文「詐欺罪の研究」)。財産犯及び来日外国人犯罪を中心に研究している。

略歴

  • 1979年 東京都立大学法学部卒業
  • 1983年 東京都立大学社会科学研究科修士課程修了(指導教授・前田雅英
  • 1984年 東京都立大学法学部助手
  • 1987年 東京都立大学法学部助教授
  • 1992年 東京都立大学法学部教授
  • 2001年 博士(法学)(東京都立大学)
  • 2004年 東京都立大学法科大学院教授
  • 2005年 首都大学東京法科大学院教授

公的役職

  • 司法試験委員
  • 最高裁判所簡易裁判所判事選考委員会委員
  • 医道審議会委員
  • 司法修習委員会幹事
  • 防衛省防衛人事審議会委員
  • 中央教育審議会専門委員

等を歴任。

学説

基本的な立場は、師の前田の見解をほぼ踏襲しているが、財産犯に関する研究で評価されている。

その他

いしいひさいちのファンで、講義レジュメや著書において、財産犯について説明する際に「バイトくん」を引用していたことがある。

著書

  • 『刑法』(東京大学出版会
  • 『演習刑法』(東京大学出版会)
  • 『主観的犯罪要素の研究』(東京大学出版会)
  • 『財産犯論の研究』(日本評論社
  • 『刑事法入門』(東京大学出版会)

外部リンク

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