旭浜駅

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テンプレート:駅情報 旭浜駅(あさひはまえき)は北海道山越郡長万部町字旭浜にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線の駅(廃駅)である。利用者減少のため、2006年(平成18年)3月18日に廃駅となった[1]

歴史

ファイル:Asahihama karijokojo.jpg
1976年の旭浜仮乗降場と周囲約500m範囲。左下が長万部方面。写真中央の踏切(この踏切と農道自体は信号場時代の1966年時点では存在しない。)を挟んで千鳥状に相対式ホーム2面が設置されている。下り側ホーム脇に見える水色屋根の建家は、この時まだ残されていた信号場の建家。海岸側には、信号場時代には数件の職員官舎が置かれていたが既に撤去されて久しく、また民家もほとんど無く、踏切から続く農道の左上(北西)方向500mから1km程内陸側に幾つかの農家が認められるのみ。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

駅構造

廃止時点で、相対式ホーム2面2線を有する複線区間の地上駅。互いのホームは千鳥式に配置されており、構内踏切で連絡していた。無人駅となっており、駅舎は存在せず、構内踏切の脇に待合室が設置されていた[2]

駅周辺

いわゆる「秘境駅」で、周囲には廃ドライブインがあるほか、水産加工場が徒歩圏にあるのみであった。

その他

廃止まで、道南と道央を移動する場合のメインルートである室蘭本線経由(いわゆる「海線」)の乗車券では経由欄に「旭浜」と表示されることが多く、直接の利用者が少なかったのに反して目にする機会が比較的多い駅名であった。

隣の駅

北海道旅客鉄道
室蘭本線
長万部駅 - 旭浜駅 - 静狩駅

脚注

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関連項目

外部リンク

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  1. 1.0 1.1 “旭浜駅 60年の歴史に幕 利用者減少のため 長万部”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2006年3月11日)
  2. 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)82ページより。