日野水口有料道路

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テンプレート:Ja Route Sign 日野水口有料道路(ひのみなくちゆうりょうどうろ)は、起点を滋賀県蒲生郡日野町日田、終点を甲賀市水口町水口とする道路である。日野水口グリーンバイパスと表記されることも多くある。2010年10月5日に無料開放された。  

概要

滋賀県道路公社が管理する国道307号バイパス有料道路)として、1980年10月5日に開通した。2006年3月に滋賀県の包括外部監査人公認会計士が、早期無料化が妥当との監査結果を報告した。

  • 路線名 : 国道307号
  • 起点 : 滋賀県蒲生郡日野町日田
  • 終点 : 滋賀県甲賀市水口町水口
  • 延長 : 7.0km
  • 事業費 : 約28億円
  • 料金徴収期間 : 30年間
  • 無料開放 : 2010年10月5日

有料当時の通行料金

車種 料金
軽自動車 150円
普通車 200円
大型車(1) 310円
大型車(2) 730円
軽車両 20円

※ 歩行者・自転車無料

料金徴収時間は5時-22時で左記以外の時間帯は無料開放していた。

迂回路問題

通常の一般有料道路は一般道路と独立しているのが通常であるが、当道路は一般道路と数箇所で平面交差しており(信号機設置交差点は3箇所)、料金所は終点寄りの道路途中に設置されていた。そのため料金所手前の交差点で並行する一般道路を通過し、料金所を過ぎた交差点で当道路に再び戻るという通行料金を支払わない通行方法を地理に詳しい地元ドライバーが行っていた。このような通行が可能になった経緯は、用地買収の際に地権者が「一般道路と交差しない立体交差構造にするのであれば、土地は譲らない。」[1]と言った経緯からこのような構造での開通になった。

脚注

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関連項目

外部リンク

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  1. 毎日放送「ちちんぷいぷい」にて放送