日景温泉

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テンプレート:出典の明記 テンプレート:日本の温泉地 テンプレート:ウィキポータルリンク 日景温泉(ひかげおんせん)は、秋田県大館市(旧国出羽国明治以降は羽後国)にある温泉青森県との県境である矢立峠の近くの天然秋田杉の林の中にある。

泉質

  • 含硫黄-ナトリウム-塩化物泉(硫化水素型)

成分の多い湯で、その効能は高いとされる。また「東北の草津」とも呼ばれ、3日入れば治ることから「三日一廻りの名湯」として知られてきた。特に皮膚病に対する効能は高いと伝わる。

  • 源泉温度は41.3℃。大浴場へは熱交換式で加温、自炊部の内湯は加温無し。
  • 温泉成分による化学反応でアクセサリーなどの金属類が変色することがある。またほかの温泉からはしごしてきた場合(特に矢立温泉古遠部温泉)は皮膚に付着している前温泉の成分が化学反応を起こして黒く変色する事もある。

温泉街

日本秘湯を守る会にも属する一軒宿の「日景温泉」があり、一般部と湯治場である自炊部からなる。総ヒバ造りの男女別浴場と、混浴露天風呂がある。

歴史

1889年明治22年)、磐梯山の噴火に伴う地殻変動により湧き始めた。1893年(明治26年)に、大館地方の自由民権運動家でもあった、日景弁吉によって温泉宿が作られた。

温泉名は、創業者の苗字に由来する。

アクセス

脚注

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外部リンク

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