拾遺

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拾遺の語釈:

本義は漏れ落ちたものを拾い集めてくる意。

  • 中国古代の官名。左と右に分かれる。の時代において品秩は従八品と決して高くないが、皇帝に直言して失政を諫める職掌は重んじられた。詩人杜甫が任ぜられたことがある。
  • 大宝令が定める官職「侍従」の唐名東百官のひとつ、正遺の語源ともなった。
  • 薫物の一種。「侍従」という香がさらに「拾遺」とも呼ばれた。
  • 拾遺和歌集』の略称。

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