折戸駅

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テンプレート:駅情報 折戸駅(おりどえき)は、静岡県清水市(現・静岡市清水区)折戸にあった日本国有鉄道(国鉄)清水港線廃駅)である。清水港線廃止に伴い1984年昭和59年)4月1日に廃止となった。

駅構造

単式ホーム1面1線のみを有し交換不能な地上駅無人駅で、駅舎はおろか待合所すら持たず、ただホームだけのある駅であった。近くに高校があるため高校生の乗り降りが多く、清水港線の旅客列車の利用者のほとんどが当駅で乗降をしていた。

廃止されるより前の1980年(昭和55年)まで、隣駅の巴川口駅の西側にある日立製作所清水工場(現・日立アプライアンス清水事業所)へ続く専用線があり、貨物輸送が行われていた。

現在跡地は公園となっている。

駅跡地周辺

歴史

  • 1944年昭和19年)12月1日 - 清水港線の旅客営業開始時に開業。開業時の取扱範囲は旅客(普通乗車券所持の旅客は清水港線内発着に限る)・小口扱及び車扱貨物であった。
  • 1960年(昭和35年)1月20日 - 荷物の取扱を廃止。
  • 1980年(昭和55年)10月1日 - 貨物の取扱を廃止(旅客駅となる)。
  • 1984年(昭和59年)4月1日 - 廃止。

隣の駅

日本国有鉄道
清水港線
巴川口駅 - 折戸駅 - 三保駅

関連項目

テンプレート:清水港線