打撃工法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:出典の明記 打撃工法(だげきこうほう)は、工法の一種。

主として、ディーゼルハンマ、ドロップハンマにより、下穴を用いる事なく、初めから終わりまで打撃力によって既製杭を打ち込む工法。この工法で杭打機を使うときは、車両系建設機械(基礎工事用)の技能講習を受けた者が機械の操縦に当たる必要がある。

使用杭径

  • コンクリート杭…φ300~800mm
  • 鋼管杭…φ300~2000mm

深さ限界

  • コンクリート杭…40m
  • 鋼管杭…60m

長所・欠点

  1. 最も安定した支持力を得る。
  2. ハンマーで打ち込むため、騒音振動レベルが非常に高い。
  3. 地盤変位によって構造物に被害が発生することがある。
  4. 厚い砂層・粘土層では、コンクリート杭の施工は困難になって層を打ち抜けず、杭が破壊することがある。

関連項目