崇城大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox 崇城大学(そうじょうだいがく、テンプレート:Lang-en)は、熊本県熊本市西区池田4-22-1に本部を置く日本私立大学である。1967年に設置された。大学の略称は崇城大。 大学設置当初は熊本工業大学(くまもとこうぎょうだいがく)と称していたが、2000年に現大学名に改称した[1]

概観

大学全体

元は工学部のみを有する単科大学であったが、2000年の大学名改称以降は薬学部生物生命学部工学部情報学部芸術学部の5学部11学科、さらに薬学部を除く全学科に対応する専攻を大学院を備えた総合大学である。キャンパスは「池田キャンパス」と「空港キャンパス」がある。

建学の精神(校訓・理念・学是)

崇城大学では「建学の理念」を定めており[2]、これに基づいて4ヶ条からなる「大学の教育理念」を制定している[3]

沿革

略歴

1949年に熊本市九品寺4丁目において電気・電波学校として創設された。専門部(高校2年課程)と高等部(中学校3年課程)があり、双方に応用電子工学科・電気通信科の2科が設置されていた。1960年には同市池田町4丁目(現在地)に移転。1961年に、学校法人「君が淵学園」として認可される。君が淵電波工業高等学校と改称し、専攻科(高校卒入学2年課程)電子工業科・電気通信科を設置した。1965年には熊本工業短期大学として開学、1967年に熊本工業大学を開学する。工学部を設け、電子工学科・機械工学科・工業化学科を設置した。1969年には短期大学を廃止。その後、工学部に各科を増設していき工学の単科大学として強化を進めた[1]

2000年に工学部のほかに学部学科を増設し総合大学化。これに伴い現大学名である崇城大学に改称した[1]

年表

  • 1949年 - 熊本市九品寺4丁目にて電気・電波学校を創設。専門部(高校2年課程)と高等部(中学校3年課程)、それぞれに応用電子工学科・電気通信科の2課程を設置。
  • 1960年 - 熊本市池田町4丁目(現在地)に移転。
  • 1961年 - 学校法人君が淵学園認可。君が淵電波工業高等学校開学。専攻科(高校卒入学2年課程)電子工業科・電気通信科を設置。
  • 1965年4月 - 熊本工業短期大学開学。
  • 1967年4月 - 熊本工業大学開学。工学部(電子工学科・機械工学科・工業化学科)を設置。
  • 1969年 - 工学部に土木工学科・建築学科を増設。熊本工業短期大学を廃止。
  • 1973年 - 工学部に電気工学科を増設。
  • 1976年 - 工学部に構造工学科・応用微生物工学科を増設。
  • 1982年 - 工学研究科に応用微生物工学専攻(大学院修士課程)を設置。
  • 1987年 - 工学研究科に構造工学専攻(大学院修士課程、現 宇宙航空システム工学専攻)を増設。
  • 1989年 - 工学研究科に応用微生物工学専攻(大学院博士後期課程)、応用化学専攻(大学院修士課程)を増設。
  • 1991年 - 工学研究科に応用化学専攻(大学院博士後期課程)、電気・電子工学専攻、機械工学専攻、建設システム開発工学専攻(大学院修士課程)を増設。
  • 1995年 - 工学部全学科に夜間主コースを設置。
  • 1996年 - 工学研究科にエネルギーエレクトロニクス専攻(大学院博士後期課程)を増設。
  • 1998年 - 工学研究科に環境社会工学専攻(大学院博士後期課程)を増設。
  • 1999年 - 工学研究科に機械システム工学専攻(大学院博士後期課程)を増設。
  • 1999年11月 - 学園創立50周年記念式典を開催。
  • 2000年4月 - 芸術学部設置。工学部に応用生命科学科増設。大学名を熊本工業大学から崇城大学に改称。
  • 2001年4月 - 留学生別科日本語専攻を設置。
  • 2004年4月 - 芸術研究科に美術専攻・デザイン専攻(大学院修士課程)を設置。工学研究科に応用生命科学専攻(大学院博士後期課程・博士前期課程)を増設。
  • 2005年4月 - 情報学部(電子情報ネットワーク学科・ソフトウェアサイエンス学科・コンピュータシステムテクノロジー学科)、生物生命学部(応用微生物工学科・応用生命科学科)、薬学部(薬学科)を設置。
  • 2006年4月 - 芸術研究科に芸術学専攻(大学院博士後期課程)を設置。薬学部薬学科を6年制課程に移行。
  • 2007年4月 - 工学部に宇宙航空システム工学科に専修課程航空整備士コースを設置。工学部応用化学科・環境建設工学科をナノサイエンス学科・エコデザイン学科に改組。
  • 2008年4月 - 工学部に宇宙航空システム工学科に専修課程パイロットコースを設置。
  • 2009年4月 - 情報学部電子情報ネットワーク学科・ソフトウェアサイエンス学科・コンピュータシステムテクノロジー学科を情報学科に改組。工学部・情報学部・生物生命学部の夜間主コースを募集停止。
  • 2010年4月 - SILC(Sojo International LearningCenter)を設置。
  • 2011年4月 - 工学研究科にエネルギーエレクトロニクス専攻(大学院博士後期課程)、電気・電子工学専攻(大学院修士課程)を工学研究科応用情報学専攻(大学院博士後期課程・博士前期課程)に改組。

以上は公式サイトを参照した。

創立者・学長

基礎データ

所在地

教育および研究

組織

学部

大学院

  • 工学研究科
    • 電気・電子工学専攻(修士課程
    • 機械工学専攻(修士課程)
    • 応用化学専攻(修士課程・博士後期課程
    • 建設システム開発工学専攻(修士課程)
    • 宇宙航空システム工学専攻(修士課程)
    • 応用微生物工学専攻(修士課程・博士後期課程)
    • 応用生命科学専攻(修士課程・博士後期課程)
    • エネルギー・エレクトロニクス専攻(博士後期課程)
    • 機械システム工学専攻(博士後期課程)
    • 環境社会工学専攻(博士後期課程)
  • 芸術研究科
    • 美術専攻(修士課程)
    • デザイン専攻(修士課程)
    • 芸術学専攻(博士後期課程)
  • 薬学研究科
    • 薬学専攻(博士課程)

別科

  • 留学生別科
    • 日本語専攻

附属機関

  • エネルギーエレクトロニクス研究所
  • 機械工作実習工場
  • 医薬工学実験棟
  • 衝撃先端技術研究センター
  • 中山義崇記念図書館
  • SILC( Sojo International Learning Center)

大学関係者と組織

大学関係者一覧

教員

卒業生


施設

キャンパス

池田キャンパス

  • 使用学部:薬学部、生物生命学部、工学部、情報学部、芸術学部
  • 使用研究科:大学院工学研究科、芸術研究科
  • 使用附属施設:エネルギーエレクトロニクス研究所、機械工作実習工場、医薬工学実験棟、衝撃先端技術研究センター、中山義崇記念図書館、SILC (Sojo International Learning Center)
  • 交通アクセス:JR九州鹿児島本線崇城大学前駅産交バス(新3:上熊本駅・西里経由または新4:上熊本駅・和泉経由) 崇城大学前バス停より徒歩2分

空港キャンパス

対外関係

他大学との協定

協力協定校
  • 神田外語大学
交流協定校
  • 広西師範大学(中国・広西チワン族自治区)
  • 忠清大学(韓国・忠清北道清州市
  • 天津大学(中国・天津市)
  • ケラニア大学(スリランカ・ケラニア
  • バイオ産業大学(フランス)
  • ブルゴーニュ大学エンスバーナ校(フランス)
  • スエズ運河大学(エジプト・スエズ)
  • ハルビン医科大学(中国・ハルビン)
  • ハノイ土木大学(ベトナム・ハノイ)
  • ルブリン工科大学(ポーランド・ルブリン)
  • オレゴン州立大学(米国・オレゴン州コヴァリス市)


附属学校

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

公式サイト

テンプレート:大学コンソーシアム熊本 テンプレート:Asbox

テンプレート:ウィキ座標2段度分秒
  1. 1.0 1.1 1.2 沿革 | 学校法人君が淵学園 崇城大学
  2. 「建学の理念」『学校法人君が淵学園 崇城大学 大学の概要』崇城大学。
  3. 「大学の教育理念」『学校法人君が淵学園 崇城大学 大学の概要』崇城大学。