小野次郎 (政治家)

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テンプレート:政治家 小野 次郎(おの じろう、1953年8月7日 - )は、日本政治家警察官僚外交官参議院議員(1期)、結いの党幹事長。元衆議院議員(1期)。

年譜

政治活動

2005年9月の第44回衆議院議員総選挙に自民党公認で山梨3区より出馬。小選挙区では敗れるが比例ブロックで復活し初当選。

当選後、自民党新人議員による「83会」の幹事を務め、また自ら立ち上げた「無派閥新人議員の会」の代表幹事に就任するなど、党内新人議員のまとめ役を務めた。

2008年6月には、「税金の無駄遣いを一円たりとも許さない若手議員の会」代表として、「特別会計の廃止」など行財政改革に関する10項目の提言を行った。

2009年3月、定額給付金支給関連法案の衆議院再議決に際して、「国民の支持が得られていない」として本会議場から退席し採決を棄権した。

同年8月の第45回衆議院議員総選挙に自民党公認で山梨3区から立候補したが落選。

2010年1月、自民党を離党[1][2]。短期間、無所属となった後、みんなの党代表の渡辺喜美から要請を受け、入党。


同年7月の第22回参議院議員通常選挙にみんなの党公認で比例区から出馬し、当選。


2011年以降、小野が筆頭発議者となって以下の法律案を国会(参議院)に提出した(複数回再提出を含む)。

1.政治主導の確立のための国の行政機構の改革に関する法律案、

2.地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案、

3.東日本大震災復興の基本理念及び特別の行政体制に係る基本方針等に関する法律案、

4.国家公務員の給与の減額措置等による国家公務員の人件費の総額の削減に関する法律案、

5.特定放射能汚染地域土地借上げ・買取り法案(略称)(以上2011年)

「公務員責任明確化法案」として次の3本、

6.国民が会計監査を請求できる国民監査法案(略称)、

7.会計上の犯罪容疑に付き会計検査院の告発を定める「会計検査院法改正案」、

8.悪質な権利侵害の場合に公務員個人に対する賠償請求を認める「国家賠償法改正案」、

9.通学区内の児童の安全確保を図る「児童の通学安全対策の推進に関する法律案」(以上2012年)

10. 犯罪被害給付を海外における邦人被害に拡大する犯罪被害給付金支給法改正案(2013年)


2013年12月江田憲司らとともにみんなの党を離党。結いの党結成にともない幹事長就任。

政策

批判

  • 小泉内閣発足時より内閣総理大臣秘書官を4年4ヶ月務める。2001年8月に小泉総理が靖国神社参拝後に発表予定だった総理談話を外務省に漏れるとわかっている人物にリークした。また、2001年9月11日にアメリカ合衆国で発生したアメリカ同時多発テロ事件の際に酩酊しており、携帯電話の届かない地下にいたために連絡が取れなかった[11][12]。この件について小野は「政治家になる前の仕事について軽口を叩いてはいけないと自戒。黒子は黒子のこと故、批判や指摘は謙虚に受け止めたい」と発言している[13]

文献

  • フレンチローストの薫るとき(立花書房 1991年)
  • 官邸の深層 総理秘書官小野次郎(大下英治著:改訂版非売品 2012年)

脚注

  1. テンプレート:Cite news
  2. テンプレート:Cite news
  3. 読売新聞2010年参院選 各党候補者アンケート
  4. テンプレート:Cite web
  5. テンプレート:Cite web
  6. テンプレート:Cite web
  7. テンプレート:Cite web
  8. テンプレート:Cite web
  9. テンプレート:Cite web
  10. テンプレート:Cite web
  11. 初めて明かす小泉官邸の恥さらし
  12. 必見、プレジデントの飯島氏のコラム
  13. Twitter / 小野次郎(参議院議員) (2011年10月31日)

外部リンク

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|style="width:30%"|先代:
(結成) |style="width:40%; text-align:center"|結いの党幹事長
初代:2013年 - |style="width:30%"|次代:
(現職)