富士見中学高等学校

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富士見中学高等学校(ふじみちゅうがくこうとうがっこう)は、東京都練馬区中村北四丁目(旧東京府北豊島郡中新井村)に位置する私立中学校高等学校2011年度から高校募集を停止し、現在は完全中高一貫校である[1]

最寄駅は西武池袋線 中村橋駅。建学の精神は「純真・勤勉・着実」。

沿革

美術品

学内の廊下、階段の踊り場、ロビーなどに学園所蔵や寄託の美術品が飾られている。

学校行事

  • 校内競技大会
  • 学年遠足
  • 弁論大会
  • 体育祭
  • 芙雪祭((ふゆきさい)文化祭)
  • 合唱大会
  • オリエンテーション

校歌

鳥野幸次が作詞、岡本敏明が作曲で4番まであり、2番、3番、4番と進むにつれ、2部、3部、3部合唱になる。

歌いだしが、「富士見の里の少女草」で始まるところから、生徒の事を少女草と表現することもある。 「少女草」は「をとめぐさ」と発音する。

校章

1950年4月に制定された校章は、丸みを帯びた逆三角形でハート型をイメージして出来たもの。各頂点は富士山の山頂を模した形になっており、中央に富士見のFが書かれている。中学は赤地に白字のF、高校は白地に赤字のF。

制服

中学はセーラー服、高校はブレザー。

冬服

  • 中学 - 黒地セーラーの襟・袖に白い3本のライン、白スカーフ、黒セーター、黒プリーツスカート。白ソックスまたは黒ストッキング。タイ留めに校章。
  • 高校 - 紺色ブレザー、白いブラウス、えんじ色のリボン、ブルーグレーのセーターもしくは紺色のセーター、紺とブルーグレーのチェックのボックスプリーツスカート。紺のハイソックス。

コートは中高兼用のPコート。

夏服

  • 中学 - 白地セーラーで、襟、袖は黒地に白い3本のライン。黒リボン、黒プリーツスカート。胸ポケットに校章。
  • 高校 - グレーに黒と白のチェックのボックスプリーツスカート。来年度4月から制服変更(冬服と同柄のスカートに変更)の事案が出ている。

    ソックスは中高兼用。その為長く伸ばす生徒も多い。

中学の制服は1952年4月から。高校の制服は1990年4月から。変更前の高校の制服は白い円襟ブラウスに黒いジャンパースカート。正確に言うとジャンパースカートではなく、ボックスプリーツのスカートとジレー(胸当て)、冬服は紺のセーターと襟なしブレザー。ブラウスにはピンタックが入っていて、この下カーブはハートの形を現しているという。

クラス

中学までは松、竹、梅、菊、桜、桃と植物の名前でクラス分けされている。高校は、2005年度の高校入学者の代から7クラス制が廃止となり、藤組は2006年度では高3のクラスのみとなっている。最近では大学の進学パターンが多様化しているため藤組が出来る年もある。

以前は最多で12クラスあり、そのクラス名は、現在の6クラスに、藤・百合・萩・蘭・杉・楓の6クラスがあった。

体育祭

中学高校合同で行われる。チケット制。

各色対抗の競技の他、午後には中学1年生、3年生、高校1年生、3年生の4学年が創作ダンスを行う。その中でも、高校3年生は制服姿で扇とゴース(薄い布)を使った創作ダンスを行うのが伝統となっており、6年間の集大成として毎年大きな感動を呼んでいる。

文化祭

文化祭は芙雪祭と称する。芙雪とは富士山の雪の意味。この名称が決定したのは昭和63年のことである。芙雪祭は、9月の最終土曜日と日曜日の二日間に分けて行われる。体育祭と同様チケット制だが、一枚のチケットで二日間入場できる。

ダンス部

毎年数多くの大会に出場し成績を収めている。2006年11月に行われた全国中学・高校ダンスコンクールでは19年ぶりとなる高校第1位、加えて中学第2位と今までにない功績を収め、OGを含む約60名が24年ぶりに日中青少年学生交流大会(毎日新聞主催)に招待された。

なお、中山雅史の妻としても知られる生田智子は、本校のダンス部のOGである。

演劇部

演劇コンクール出場の常連校となっている。


著名な出身者

脚注

  1. 富士見中学校の学校情報(中学受験パスナビ)(旺文社)によれば、「系列高校での募集はない。」と掲載されている。

参照

今年度(26年度)からは創立80周年記念事業として、校舎の改築がスタートする。

関連項目

外部リンク

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