宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校

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宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校(みやざきけんりつ ごかせちゅうとうきょういくがっこう)とは、宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町大字三ヶ所にある全日制普通科の県立中等教育学校

概要

日本初の中等教育学校として創立。森林地帯という特色を生かして「フォレストピア学習」と銘打ち、わらじ作りや田植えなどの自然体験を重視した教育が行なわれている。「こだま寮」という学生寮がある全寮制学校である。また全日制普通科で男女共学であり、1学年40人(男子22名、女子18名)の少人数教育である(2008年度のみ男女とも20人)。中学校課程を前期生、高等学校課程を後期生と分け高校受験は無いがフォレストピア研究と言う自由研究論文の発表、提出を行う。修業年限が6年間であり、全寮制少人数を活かした異学年間の交流が非常に多い。文部省研究開発学校に数回指定されている。入学試験は適性検査が行われている。

沿革

  • 1987年 - 「フォレストピア宮崎構想」が発表される。
  • 1991年 - 「フォレストピア学びの森学校建設構想協議会」が設置される。1993年3月に報告書が出される。
  • 1994年 - 宮崎県立五ヶ瀬中学校と宮崎県立五ヶ瀬高等学校が開校。
  • 1999年 - 学校教育法の改正により、中等教育学校を設置できることになったため、両校を合併して、中等教育学校に校種を変更。
  • 2000年3月3日 - 中等教育学校として、初めての卒業式(高等学校としての第一回卒業式は1997年)が行なわれ、日本で初めての中等教育学校の卒業者が誕生した。

関連項目

外部リンク

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