宮城村 (群馬県)

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宮城村(みやぎむら)は、1889年から2004年までの間、群馬県の中央部、赤城山の南麓に位置したである。2004年12月5日に、隣接する大胡町粕川村とともに、前橋市へ吸収合併された。

地理

村の半分近くを、赤城山の林野が占める。

歴史

中世~近世

  • 三夜沢村(現・三夜沢町)は、古くより赤城神社領であった。

近世~現代

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行政

合併前の宮城村役場は、合併時に前橋市役所宮城支所となっている。

経済

産業

農業が中心だが、特に畜産業が盛んである。

2001年に国内3頭目となる狂牛病の感染が発見された。


姉妹都市・提携都市

国内

海外

地域

教育

宮城地区には小学校と中学校が1校ずつしかないため、実質小中一貫教育である。 加えて比較的小規模な学校であることから、学年で名前を知らない人はあまり存在しない。逆により長い時間を同じメンバーで過ごしているために、あまり闘争心が生まれず、教員からもその点について指摘されることがある。

隣接する自治体

交通

鉄道

宮城地区には上毛電鉄は通っていないため、鉄道はない。ただ、宮城村時代には村民が通学などに利用するので、上電に財政支援をしていた。

道路

道路の整備により、宮城地区中心部から北関東道伊勢崎ICまで20分弱で行けるようになった。

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

レジャー

観光

祭り

宮城村出身の有名人

その他

村の中心地で役場所在地でもある大字鼻毛石(はなげいし)地区は、珍地名としてしばしば取り上げられる。明治の合併以前は「鼻毛石村」で、地元の鎮守である諏訪神社に、鼻の形に似た「鼻石」があることからついた名称とされる。地元民は「ハナガエシ」「ハナゲエシ」と上州弁に転訛して発音する。

心ない人々によってしばしば嘲笑の対象となることから、地元でも「合併を機に地名変更を」の声が強かったが、2003年に行われた住民アンケートで地名を変更しないことが決定された。それを受けて、前橋市と合併後は、同市の「鼻毛石町」となった。

外部リンク