定額制

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2013年3月20日 (水) 22:12時点におけるAddbot (トーク)による版 (ボット: 言語間リンク 6 件をウィキデータ上の d:q1282169 に転記)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

定額制(ていがくせい)は、一定期間(など)あたり一定価格でいくらでもサービスを供用する課金システムである。

対義語は、供用されたサービスに応じた課金をする従量制である(コンテンツ単位の場合はペイ・パー・ビューと呼ばれる)。定額と従量を組み合わせた課金(基本料金+利用料の類)も多い。

メリットとデメリット

利用者のメリット

  • 多く使う者にとっては割安となる。
  • 利用毎の支払いの手間がなくなる。
  • 料金を気にせず利用できる。

利用者のデメリット

  • サービス内容の変更、気づかなかった問題点、利用者自身の状況の変化や飽きなどにより、定額期間終了前に使わなくなる・使えなくなる可能性がある。
  • 利用開始時にまとまった金が必要である。
  • 個人情報を求められる機会が多い。
  • 過剰に時間を費やしてしまい、生活に悪影響を及ぼす惧れがある。

事業者のメリット

  • 料金徴収の手間が減る。
  • 収入が前倒しになる。
  • 利用者を囲い込める。定額期間が続いている間はサービスから離れたり同業他社に流れる心配が少ない。

事業者のデメリット

  • 定額制利用者にサービスを占有される惧れがある。
  • サービス中止や変更が難しい。

定額制の例