安芸路ライナー (列車)

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テンプレート:出典の明記 テンプレート:列車名 安芸路ライナー(あきじらいなー)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)呉線快速列車である。広島駅呉駅の間で快速運転を行う。

概要

全区間で、高速路線バスクレアライン及び広島 - 蒲刈・豊浜・豊線(とびしまライナー)と競合する。

1999年2月7日から愛称が使用されているが、当初は広島支社発行の時刻表にのみ愛称が併記され、全国版の時刻表には併記されなかった。これは通勤ライナーも同様であった。

快速区間は広島駅から呉駅の間だが、快速列車としての呉駅止まりの列車は無く、全列車が広駅まで運転される。 一部、山陽本線岩国駅大野浦駅可部線可部駅と直通運転する列車があるが、基本的に広駅 - 広島駅間の折り返し運転である。

103系3両編成が使用される列車はワンマン運転を行うが、車内に料金収受設備は無い所謂都市型ワンマン列車である。一方同線で運転される通勤ライナーは4・8両編成で全列車に車掌が乗務する。

行き違い列車を待ち合わせるため、運転停車を行う列車がある。また、途中先行する普通列車を追い越さない。この為、普通列車との所要時間の差は10分程度である。

使用車両

過去に使用された車両

  • 103系4両編成

運行時間・本数

日中時間帯に30分間隔で運行され、広島駅 - 呉駅を上り最速31分、下り最速36分で結ぶ。

停車駅

広島駅 - 海田市駅 - 矢野駅 - 坂駅 - 吉浦駅 - 呉駅 - 安芸阿賀駅 - 新広駅 - 広駅

沿革

  • 1996年平成8年)3月16日:11年ぶりに快速が復活。呉駅 - 広島駅間ノンストップの毎時1本運転で、呉駅 - 広島駅間は上りが最速27分、下りが最速25分であった。
  • 1999年(平成11年)2月7日:「安芸路ライナー」の愛称を使用開始。当時はラッシュ時の快速も同じ愛称を使用(2004年10月15日まで)。
  • 2002年(平成14年)3月23日:ワンマン運転開始。同日開業した新広駅に新規停車。
  • 2004年(平成16年)10月16日天神川駅・矢野駅・坂駅に新規停車。毎時2本運転となり、一部列車の4両編成ツーマン運転が復活。
  • 2010年(平成22年)3月13日:減便され、一部時間帯が毎時1本運転となる。
  • 2012年(平成24年)3月17日:海田市駅・吉浦駅に新規停車となり、天神川駅は通過駅に戻る。毎時2本運転に戻る。

関連項目